「物の判断」をするときは、メリット・デメリットを同時に考える
何かものを買ったり、サービスを受けたりするときは、メリット・デメリットを考えましょう
ひとりでは、判断できないというときも多いものです。
そんな時は、できるだけ、そのことに詳しい人や、相談できる人が、いることが必要です。
中でも、その道の専門家や、また、身内の人とも相談するほうがベストです。
そして、判断の基準としては、その物の購入・導入などをするときに、メリットとデメリットを同時に考えてみることです。
往々にして、モノやサービスを提供する側は、「いいことしか言わないで、悪いことは隠す」といったことはいつの時代にもあります。
そもそも、【悪いことを言えば、売れない】のですから=当然ですが。
例えば、不動産を買うときには、売る側に「重要事項の説明義務があります」。しかし、それだけでは情報としては最低限というものです。
周りはどんな店や公共施設があるのか。近所におかしな人はいないのか。主要な駅までには、公共交通がどのように使えるのか。季節によって、周囲はどのような変化があるのか。…等々、少しでも、住みやすい環境であるのかなど。もちろん何でも揃うようなところはありませんが。
そのほかにもっと知っておいたほうがいい情報があるものです。そのためにも、これらの話が始まる前から、その物についての知識・情報を取り入れておくことで、少しでも、売る側・サービス提供側の意見だけにのってしまわないための対策が必要です。
対策のひとつ、ふたつ
●衝動買いはしない
・判断をする時間を設ける=2,3日家で考えてみる。家族と話し合う。
・即断しないと損をする時でも、捨て金にできる程度なら、衝動買いでもいいが、そうではなない時は、「あの時買えばよかった」というのであっても、後悔ばかりしない。
●流行りものに飛びつかない≒まね
・世間事情に疎くてもよいこともある。「あの人がそうしたから私もする」ことはしない。
●いつか役立つなどと思わない。
・いつか役立つ=その時は古い、使えない、嫌いになる、新しいのが欲しいと思う等があります。
●食べたつもり、買ったつもり≒家にある代用品で済ませる
・「シンプルライフイズベスト」思考を常に考える。
●いい情報はメモる。それを見やすくして、時折読む。
・兎角いい情報でも、書き溜めるだけや貯めすぎることが多いもので、見返さないのではあまり意味がない。時折整理することも必要です。
・いいことは人にも広めることで、記憶に残りやすく、覚えるのに一役買うのし、相手からも喜ばれるで、一石二鳥。一石三鳥。(ともすると人から頼られる存在にもなる)
●不信、不安なことは、誰かに相談する。これこそ即断はしない。
・同じ事でも、多くの人に何度も訊ねる。
●「一か月無料」のお試しものは、期間が過ぎて忘れやすいので、慎重に。
・初めから、そういうものはやめる。
・断りにくい、断る時にもめることもあったりする。
参照:「安かろう悪かろう」