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おかると愛好家・聖地をめぐる

2018.05.06 14:20

この日の目的地はグラストンベリー。


バースとのツアーもありましたが、

昨日と被っちゃうし、時間がないとかなり見学時間が限られるとの感想を読んだので、

気合いを入れて一人で行くことにしました。


昔、中野ブロードウェイでエスニック衣料と天然石のお店をやっている時、(サービスで占いもやってた)

商品の仕入れやオリジナル衣料の製作もやっていたので、

インドやタイの工房や、ネパールのアクセサリ商人さんと時々やりとりをしていて、

アジア圏の英語とかには触れていたのですが、

ハワイ旅行以外で英語圏の英語は、

プロレス番組WWEの放送と、イギリスの料理番組をみるくらいで、

喋る機会もなく、焦って旅行前に英語教室に通ったものの、身についたかもわからないので、

なにかあっても自分で対処できる自信もなかったし、

前日の英語ツアーバスで、

あまりにガイドさんの言ってることが聞き取れなかったらやめとこうと考えていました。


が、何か話そうとすればアウアウしちゃうけど、旅行は別に長い会話する機会もなさそうだし、

説明を聞いたり、駅の標示とかはわかるから

なんとかなるかなと、決行〜(^o^ゞ


大規模な駅にいろんな会社の路線が乗り入れしているパディントン駅で鉄道の切符を購入。

よくわからないけど、発車の15分前くらいまで、何番ホームから発車されるかがわからないシステムなので、

見落とさないよう電光掲示板をガン見です!

ホームを確認して、すぐに乗り込みます。

これが毎回なんて、中野駅の総武線と東西線の到着ホームが時間帯で変わるので混乱する人が出る問題が霞んでみえるレベル。


あと、前々から予約するとかなり安いらしいですが、新宿から箱根行きにロマンスカー利用するくらいの距離とスピードなのに、

当日に買うと新幹線並みに高いです(*_*) 

電車は到着して15分折り返し運転ですが、

席も、トイレも汚く

車内清掃は確実に入ってないのがわかります(自由席だからかな)

盛大にピーナッツの殻とか小さいおつまみ袋が散らばってる席とか、どんだけ飲んだのかと思うような酒瓶とか空き缶が置かれてる席とかを

3つぐらい避けて、マシな席に座って、

窓ガラスに脂ぎった頭がくっついたんだな…みたいのはがまんして( ´△`)

発車してしばらくすると、

なんか車内が臭い‼

私は人より鼻が良すぎて元々いろんな臭いがする電車は苦手なのですが(T_T)

そんなレベルじゃない臭いで、

どういうことだ‼って暴れそうになっていると、後ろの席の人達が、おファっ…スティンキン‼(くさっ)って言いはじめて、トイレに続く廊下のドアが開くと車内に大変な臭いが来るようで、

後ろの話を拾い聞きですが

誰かがトイレに間に合わず惨事が起こっていたみたいです。( ´△`)

終点まで乗るのに地獄か。


くさいくさい言ってた人達はもう飲むしかねぇーみたいになってましたが、

途中、車掌さんの切符確認とかの後、掃除が入ったようでマシになり

ほんとに助かりました(T_T)

そんなこんなで、ブリストルT(テンプル)ミーズ駅に到着〜

今日は曇っていて、イギリスらしい空です。

メモを見ながら行っても良くわからなかったので、違う路線のバスの運転手さんに教えてもらい路線バスに乗り換えです。

路線バスのイメージって、裏が白い切符とかで、お金の回収機もアナログなイメージでしたが、往復切符を頼んで7,5 £払ったら、

QRコードのついたレシートが出てきて、往復券とのことでした。

バスも新しく二階建て。

バス停で、キャリーを持った、魔女っぽい服装の女性が寒そうにケープをたぐり寄せていて、

この方もグラストンベリーまで行きそうだと思ったらやはりそうでした。

飛行機の荷物タグがついたままだったので、

とこかの国からグラストンベリーに直行なのかな〜。  

電車の苦行から一転、

二階バスの二階は綺麗で快適、

二時間の路線バスの旅は、途中小さな村や

牧場が続く道、大きな教会前、

いくつかの墓地、

ちょっと良さそうなドライブインとかを眺めて、

村の広場前には古そうな噴水とか立派で巨大な教会とか

私には見慣れない光景ばかりなので、

どこのバス停で途中下車しても楽しめそうな感じです。

グラストンベリーで有名なのは

アーサー王伝説のアバロンに通じていると言われているTor(トー)と言われているところ、

日本語の塔もトーなのが、

偶然ですが覚えやすくて助かるところ。

トーの語源はケルト語で岩とか丘の意味らしいですのですが、それはそれで

磐座みたいで、しっくりきます。


グラストンベリートーも、ストーンヘンジみたいに近くに車は寄れないので、麓で降りて登っていくのですが、

グラストンベリーはトーだけでなく、イギリス最古の修道院や

アーサー王が傷を癒した泉があるとか、イギリス最大のパワースポットとか

イエスキリストの聖杯が埋められた井戸があるとか、

魔女さん達やおかると愛好家には楽しめる街とのことです。

夏は大規模な音楽フェスがあるらしい。

かなり大規模らしいので、夏は原宿みたいになるのかなあ。

 グラストンベリーアビー(修道院)跡地


 のどかで綺麗で少し寂しげです。

まぁ…廃墟だしね。。

アヒルがかなり大事にされていて、

池の中のアヒルのおうちも良い感じです♪

受付で、パンフレット、希望の言語は何ですか?みたいなことを尋ねられたので、

…日本語だけど、たぶん無いので英語のでくださいと言ったら、

超笑顔でなんと、日本語のパンフレットがちゃんとあって、ニコニコして手渡されました(^o^)

ちゃんと用意されてるなんて嬉しい〜♪


建物内がどのくらいの人口密度で暮らしていたのかは全くわかりませんが、

昔は中でいろいろ、濃い人間ドラマが繰り広げられてたんだろうなあと思わずにはいられないような所もあり、廃墟とはいえ

それぞれの場所がドラマチックで楽しめました。

前はこの場所に棺が納められていたそうです。

さて、修道院跡地を散策して

次はトーへ

トーへ向かう間、通った商店街が

伊勢神宮おかげ横丁とかの

もっとオカルト拡大版のような、

パワーストーン、魔術グッズ、宗教グッズ、

仏像、神像、オカルト本、エスニック衣料、魔女とか中世風の衣装など…

オカルトショップ+お土産やさんでもあり、

女神信仰の寺院を併設したお店や、

スピリチュアルなワークショップを行う店など、20件くらいはあったでしょうか、

楽しそうなお店がもりもり(≧∇≦)

帰りに寄ろうと思いながら、

トーに歩いて向かいました♪

つづく