おうちが1番!
赤ちゃんが入院した翌日
看護師さんにおっぱいマッサージをしてもらい
少し母乳が出始めたわたしは 早速搾乳してみた。
30分ほどかけてやっと30cc取ることが出来
すぐに冷凍した。
傷口が痛くて 30分以上座り続ける事がまだ出来ないので
今はそれが精一杯だ。
そして午後の面会時間に
冷凍母乳を持って小児病棟へと急ぐ。
こんな状態が 数日間続いた。
けれど数日後には1日3回程搾乳に行けるようになり
合計50cc~70ccも母乳が出るようになった。
その数日後には保育器から出ている赤ちゃんに対面することが出来
まだNⅠCUには居るものの
呼吸はだいぶ正常に戻っているみたいだ。
その日わたしは 産後初めて我が子を抱っこすることが出来た。
↑保育器から出た赤ちゃんを抱っこする若旦那君。
それからは順調で8月1日に赤ちゃんは小児科を退院した。
今思えばたった9日間の入院だったけれど、
その時のわたしには長い長い入院に感じられた。
後はわたしの退院許可が出れば
赤ちゃんと家に帰れる。
翌2日にわたしの診察があり
わたしはまだ微熱が続いていたので心配だったけれど
退院出来る事になった。
そして8月3日(土)午前
わたしは無事 赤ちゃんと退院する事が出来たのだ。
若旦那君は 赤ちゃんが入院してからは
ずっと病室で暮らしているような感じだった。
病室から出勤して
病室に帰って来た。
たまに自宅へ帰り
自分の着替えを持って来たり
庭のミニトマトを摘んで
わたしに持って来てくれた。
いろいろあったけれど
2週間で退院出来て本当に良かった。
病院は室内温度も快適で
1日3回の食事のバランスも良く
職員さんが食事やおやつをベッドまで運んでくれて
それはそれは快適なのだけれど
やっぱりどんなに快適でも
人は家に帰りたくなるものだ。
傷口が痛くて動けない時にも
わたしは赤ちゃんと早く家に帰りたかった。
帰ってつくづく思う、
やっぱり おうちが1番だって!