病児保育について思うこと

石鍋てるみです。

先日、保育園で発熱したということで

お迎えの連絡をもらったお母さん。

保育士から、

「明日もお休みしてください」と言われたとのこと。

今月の前半も、子どもが不調で

お仕事をお休みしたばかり。

しかも、明日は自分の都合だけで

調整できる仕事ではなく

お客様との約束があった日というタイミング。

どうしても、この日は仕事を休めない

という日に限って

子どもって熱を出したりする。

（育児中の七不思議）

そんな時に、前日の夕方

『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』の

LINEに連絡が来ました。

「病児保育なんですけど・・・」って

ちょっと、申し訳なさそうな文面。

熱は、帰宅後は下がっていて

食欲も元気もある様子。

ちょうど、病児の受け入れ態勢が取れる状況だったので

保育できることになりました。

どうにか、家庭内で乗り切ろうと

頑張っていても、

物理的に無理な状況ってありますよね。

子どもも、体調が悪い時は

母親といられるのが一番いいとは思うけれど

現実、仕事をしていると

自分以外の人との関わりもあって

重要な事項がその都度

子ども優先とはいかないこともあります。

どちらを優先しても

その度に、お母さんは傷つくんですよね。

自分って、ダメな母親だとか

職場では迷惑な存在だとか。

私も、そんな経験をしてきた一人です。

だから、ちょっとでも手助けしたい。

子どもには、第二の安心して休める場所を提供して

病気で気持ちがナーバスになっていても

頑張っているお母さんの帰りを

安心して待っていられるようにしてあげたい。

お母さんも、仕事に集中できるように

信頼して任せられる場所でありたいと

思っています。

この日の朝、発熱の方は微熱で経過。

比較的元気に過ごすことができ

室内遊びも楽しかった様子でした。

帰宅途中から、もっと遊びたかったと言って

泣いてましたというLINEと感謝の言葉を

いただきました。

病児保育については賛否両論ありますが

そのニーズの背景は様々です。

私なりに、一人一人のお母さんと接していく中で、

子どもにとって一番いい形を一緒に模索しながら、

サポートしていきたいと思っています。