⑤『曖昧な民族』
こんにちわ、小野塚ノブオです。
突然ですが皆さんは好きな人と恋人関係になる時に「今日から俺達は付き合ってる」という瞬間をちゃんと確認するタイプですか?
それとも何となく気が付いたら付き合ってた、みたいな恋愛をしてきたタイプですか?
僕は確認しないと付き合えないんですよ。って言うか、それが普通だと思ってたんです。
でもそんな付き合い方した事ないという人もいるみたいですね。
という事は、告白したりされたりした事なく付き合ってたという事になりますが、それは本当に付き合ってるのでしょうか?
もしかしたら貴方だけが付き合ってると思ってるだけで、相手はそう思ってないかもしれないのでは?
「今日からお前は俺の彼女」という宣言無しで何故付き合ってると言えるのでしょうか。
セックスしたから? 一緒に暮らしてるから? それじゃ理由にならないでしょう。
セックスなんて付き合ってなくても出来るし同棲だって出来ますよ。
・・スミマセン暴言でした。
日本人は特に「曖昧さ」とか「あうんの呼吸」とか「空気を読む」とかが大切とされてるように思いますが、 何故はっきり言う事が空気を読める事より下に見られるのでしょうか。
「目を見りゃ分かるだろ?俺に最後まで言わせるなよ。」
・・と言う人は何故、最後まで言いたくないのでしょうか。
その人が最後まで言えば問題が解決したかもしれないのに・・
目で判断しろと言われたがために変な誤解が生まれるかもしれません。
仲良くなってセックスしたから俺達は付き合ってるって思ってるのは誤解かもしれません。
結婚の場合はプロポーズがあり婚姻届があってはっきりしてるから分かりやすいですけどね。
僕が思うに、
人間関係なんて全て距離の問題であってお互いの距離感が合ってないとイザコザが起きるのです。
でも社会の中ではその距離感を上手に使っていく事が出来ない人もいます。
その人に向かって「察しろ」というのはあまりにも無責任。
大きな決断が必要な場面では特にそれは危険でしょう。
はっきり言わない事こそが上手く世を渡って行くコツだと考える人もいるかもしれません。
でも見てください。
まさにそれこそが今の政治の混乱の大きな原因なのではないのですか?
はっきり断言せずに言葉を濁すというのは「逃げ道を残しておく」という事なのかもしれませんね。
日本人はイエスとノーの間にたくさん逃げ道を残しておかないと不安になるのかも。
でもそのせいで本質がドンドン遠ざかってしまう。
世の中で起きるほとんどの出来事は、何重ものオブラートに包まれていて本質が見え辛くなってます。
これは人間社会の宿命みたいなものなので、今更その事自体がどーのこーのという話しでもないのですが、ならばなおさら僕達は物事の本質を見極めるチカラを身に付ける事が必要になるでしょう。
僕が生まれた昭和40年代の日本は、高度成長期で経済も産業も発展し、国民の生活もドンドン豊かになっていったのですが。
それは『戦争で負けた後、日本人が必死に頑張った結果』と見るのは本質ではないですよね。
朝鮮戦争やベトナム戦争でアメリカに何らかの形で協力した見返りが大きいのでしょう、きっと。
戦争はビッグビジネス。 でもそうは言われない。 本質とはそういう事。
日本は外国に比べて安全で治安が良いと言われてるのは本当なのでしょうか?
よど号がハイジャックされて・浅間山荘で銃撃戦が起きて・三菱重工が爆破されて・地下鉄にサリンがばらまかれても?
この国が本当に住みやすくて良い国だと本気で思ってる人がいるとしたら、
その人はオブラートを一枚づつ剥がしてゆく作業を怠ってる人だとしか僕には思えません。
僕らが関わってるロックという音楽がオブラートを剥がしてゆく作業の支えになればいいのにな。
またしてもダラダラとざわごとを語ってしまいましたが、僕は頭のイカれたド変態なのであまり気にしないで下さい。
そんな事よりも!5月4日ゴールデンウィーク、下井草ビリーズバーにて久しぶりに大堀と二人で恋の奴隷のライブです。
全然曲が覚えられない!
ドタバタなライブになると思いますが良かったら遊びに来てね💟
詳細はホームページにて。
またね~👋