【葉巻の吸い方・楽しみ方】fromPOL
実はこっそり・ひっそり・ひょっこりシガー(CIGAR)有り〼 vol.3
まだまだ勉強中ですが、シガー(CIGAR)有り〼
会員制カラオケラウンドなのに、シガー(CIGAR)有り〼
非常に閉鎖的なお店なのですが、シガー(CIGAR)有り〼
煙草や煙が苦手な方がいらっしゃいましても、シガー(CIGAR)有り〼
前々回は【葉巻】の簡単な概説にウンチクティングしました。
前回は【葉巻】のシガーラベルとリングについてウンチクティングしてまいりました。
【葉巻】の吸い方・楽しみ方
そもそも論。
葉巻は嗜好品である以上、各々が好きなスタイルで楽しめば良い。←そりゃそうだ。
ルールや決まりごとは存在しませんが一般的な吸い方やノウハウをと伝えします。
喫煙方法
葉巻のヘッド(上部)を専用のカッターや鋏などで切り落とし、吸い口を作ります。
点火
タバコと違い、まず吸い込んだりせずに大きな炎で先端部分を焙りながら炭化させ、更に後端が上になる形で45度程度に傾けながら均等に炭化させます。
こうすることで葉巻の内部までが湿り気を帯びた熱気で温められるのです。
次に回転させながら遠火で点火しますが、この際も紙巻きたばこのように吸い込みながら点火しない様に注意して下さい。
先端部が均等に着火したことを確認の上で、ゆっくり吸い始めます。
なおこういった【手間の掛かる点火方法】は、葉巻が繊細であり、また手間をかけることで風味がいっそう増すことに由来するんですね。なんてったって嗜好品ですから。
一度消えた葉巻に着火した場合一旦吹き出して中の煙を追い出す(再点火の際に風味が違う)。灰をしっかりと落としてから再着火すると火が点きやすい。中座しても再度着火し吸い直し出来るのが紙巻タバコとの最大の違い。
※特に太い葉巻では、紙巻きたばこのようにいきなり吸いながら点火すると、均等に着火せずいびつに燃える(片燃え)の原因の一つになっちゃいます。
このような作法や
【灰はラジエーターの役割をするため、火が点いている間は、可能な限り落とさない】
【一定のテンポで喫煙する(いわゆるクールスモーキング)】
のような慣習は日本独特のものであり、日本以外ではそのような習慣はありません。とはいえ、日本人in 日本。日本式の吸い方とも言える作法も覚えておいて損はないですね。
最近ではインターネットなどで海外のシガー文化が紹介されておりますし、今一度注目されてますから日本国内でも見直されつつあるようです。
カット方法
ヘッドに吸い口を開ける方法にも幾つかあります。使用する道具によって区別されますが、その幾つかはよく切れるナイフ(汎用の刃物)でも代用可能です。
- フラットカット
吸い口を水平に切り落とす切り方ですね。
一般的に出回っているギロチンカッターで勢い良く切り落とします。また専用のシザー(ハサミ)を使う方法もあります。当店には両方ご用意ございますよ。端の丸みを帯びた箇所を僅かに残す形で切り落とすと、葉巻がほどけません。
- パンチカット
フラットカットに次いで一般的な切り方で、円筒状の刃の付いた専用の“パンチカッター”を使います。パンチの径にも大小があり、大きく開ければ穏やかな風味を、小さく開ければ濃厚な風味を楽しめます。丸みを帯びた後端が残るため、口当たりがよくなるんですね。当店では5種類の大きさのパンチカッターをご用意しております。
- Vカット
やはり専用の器具を使います。ヘッドにV字型の溝を切り込むように切り取ることで、丸みを帯びた後端が残ることから口当たりが良くなるようです。
パンチカットよりも切り取り面積が広いのが特徴的です。でも、このカットしたことありませんし、専用の器具のご用意もありません。そして、このカット方法で吸煙したことありません(-.-;)y-~~~
※フラットカットやVカットでは、ラッパーごと内部に巻かれた葉も切り取りますが、パンチカットだけは余り深く切り込みを入れず、ラッパーのみを取り除いて下さい。
ツラツラと葉巻について書き連ねてまいりましたが、嗜好品の1つである【葉巻】。吸い方も楽しみ方もそれぞれでルールなんてありません。
ですが、様々な環境がありますのでマナーには気を配って楽しみたいものですね。
それでは今回のウンチクティングは【葉巻の吸い方・楽しみ方】でした。
次回は【葉巻とお酒のマリアージュ】です。
お楽しみに♪