いい本みっけー
今の私にちょうどいい本を見つけました。これこれ。
前のゴリラとAIと仏教のこと書いたときに、頭の中でモヤモヤしてたことが簡潔にまとまってました。ありがたい。
AI、仮想通貨、ブロックチェーン
という、今をときめくトレンドワードをとりあえずざっくりは知っとけるので、こっち系苦手な人にはおすすめします(私がそうだから涙)。2時間もあれば読めます。
私が面白かったのはやっぱりAIのところで、アメリカと日本の捉え方の違い。
私のように「いつかロボットに殺されるうーー」と思ってる人は、
アメリカ人には多いらしく(著者はそのような人たちのことを、“Singularity教”とたとえていた。うまいね)、その理由は、
<アメリカ人>
・いつかAIが人間を超えたとき、人間はどう対処すればいいかを考える=脅威に感じている
・それは唯一神の宗教、キリスト教だから、神は人間(生き物)であるべき、という考えが根本
<日本人>
・そもそもそのへんあんま考えない、脅威になるとかいう発想うすめ
・それはアミニズム信仰があって、八百万の神だから、ロボに神宿ってもいいんじゃね?というゆるさアリ
とのこと。
これは各国が輩出してきたエンタメ作品をみるとさらによくわかる。
<アメリカ>
・AIやサイボーグが出てくる話のとき、大概、敵(最初は友達でも)として描かれる
・人間がサイボーグ化するときは、人間が神レベルの強さをもつように、全知全能感を追求するパターンが多い、とにかく唯一絶対の「不滅の肉体」を持ちたがる
<日本>
・AIやサイボーグが出てくる話のとき、友達であることが多い(アトム、ドラえもん)
・人間がサイボーグ化するときは拡張性を優先する。不老不死になりたいというよりは、その間をいく感覚(サイボーグ009)
まあおおざっぱに分けてですけど。
アメリカだと敵で、日本だと友達ってすごくわかりやすいし!
これは、国の成り立ちも影響していますよね。
日本は島国で守られているけれど、アメリカは移民の国で強くならないと生き残れないから、メンタルもマッチョにならざるを得ない。
私は、考え方でいうとアメリカと日本のハーフといったところ。シンギュラリティ教でありながら藤子Fも信じています。。
私の周りにはいわゆるブレードランナーおじさんがいっぱいいるんだけど、
なんであんなギャーギャー言ってるのか
デッカードがレプリカントか人かで朝まで飲めるとかいみふ(そっちの人がみたら殺される)でしたが、最近やっと興味がわいてきた。今なら私も混ざれるね。
さてアマゾンにようやく「ウェストワールド」が入ったので今から見ます。(こんなん私のためのドラマだろ)
あらすじだけでもすごい既視感w みんな好きだなあAI(が自我に目覚めるくだり)。
mべ