DAY10 カミーノ4日目 パンプローナ〜プエンテ・ラ・レイナ
何年でも後から振り返ったとき、今日はターニングポイントだったと言える日なのだと思う。
昨日パンプローナの街角でばったり再会したSさんは1キロの米を買っており、荷物になるだけだから今日は自炊しようと約束をしていた。
到着したアルベルゲは小さいながらコンロ8口。
では料理が好きな私がということで買出し、調理開始。でも電熱コンロじゃ米が炊けないわ肉が焼けないわ、まあそこは電子レンジを駆使してうまいことやったわけですが。
さてこうして調理している間にイタリア中心のヨーロッパチームがパスタを茹でる茹でる、ブラジルチームがトマト煮込みや巨大サラダを作るわ作るわ。
上記のように料理が好きなので、作り方を教えてもらったりマイ包丁貸したり、ようお前つまんでみろよみたいなことをしていたらキッチンでは世界平和が実現。
料理もたくさんつくったからブラジルにシェア。ブラジルとイタリアからもおかずゲット。
ダイニングも世界平和。
言葉が通じなくても喜んでもらえるし仲良くなれる。
料理は世界共通だからいい。
食事が終わったら僕がここぞと用意してきた「あなたのお名前漢字で書きますコーナー」を始めたり、ブラジルとイタリアでダンス大会が始まってサンバで参加したり。
たった20平米ほどのダイニングで、ヨーロッパ、南米、アジアの全員が、ただ平和に過ごした奇跡のような優しい夜。
日本にいたときのようだったら。
つまんないこだわりと偏見で心を閉じてしまっていたら。
人を、その人そのものではなくその人が纏う社会で判断してしまっていたら。
こんな夜は一生来なかったんだろうな。
よかった、まだ僕は閉じきってしまっていなかった。
写真があまりないのが惜しいけど、僕は回してた側だったので仕方ない&僕の知らないところで世界中でアップされてるから見つけたいなと思います。
でも1人ぼっちだったらそもそもこんな夜は迎えられなかったはず。
Sさんと、2人なら何でもできるね、最高のパートナーだねえと語り合いながら、楽しさの余韻を残して夜は更けていったのでした。
<今日のワンポイント経験値>
・男女問わず、料理の技術は持っておくとよいでしょう。自分のためにもなりますし、交流のキッカケになります。
<今日の支出>
・宿泊 5€
・食費 12€(自炊)
合計 17€
ちなみに献立は
・ジャパニーズツナサラダ
・ポークソテー ジャパニーズ
・あさりの炊き込みご飯
<今日の1曲>
いつだってそれは簡単なことじゃない / eastern youth