5月5日
2018.05.05 15:08
近い人が天へ昇っていった
あまりにも若く
そして短いその一生は
どこか遣る瀬無いものがあった
自分のことではないのに
家族のことでもないのに
それはどうしようもなく残る
どこにもゆく宛のない気持ち
いなくなって気付く
それは自分の知らないうちに
自分の中にその人がいたということ
それはすぐに自分にもやってくる
かもしれないものなのだということ
そう
いつも準備ができていないうちに
くるかもしれないその日が
あるのだということを