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waka-nudité研究所

2018.05.05 20:38



昨日は立夏。

夏の気配を感じる日が始まる。

春に種を蒔き、夏にGrowing、Growing育つ。

本日はGW最終日。長いお休みで句読点を打ち、

立夏の後、新しい日差しの中、また日常が始まる。

新緑の中、アクセルを心地よく踏みながら、春に蒔いた種の行く先を楽しむ。





今年の春は、

たくさん、山菜を食べた。ウド、たけのこ、こごみ、ふきのとう。。。

アクが強い、山菜などの春野菜は、身体の毒だし効果もあるので

積極的にいただいた。



その中でも、「若ごぼう」は、初のご対面。

もともとは、京都の高級料亭などで出されていた「若ごぼう」

私が購入した写真のごぼうより茎が細いもので、大変重宝がられたものだそうで

今は、高知県で品種改良され、最近は、少しずつ出回るようになったそうですが、

一般市民用でも、少し割高ではありますが、私が見つけたのは季節の終わり頃で、

今シーズンは、これが最後!ということで、少し割安になっていたので

八百屋さんにあった在庫を全て購入した。





茎はアクが強いので、フキのようにアクを抜いて調理。

葉部分はおひたし。

根の部分は、きんぴらがオススメと言われましたが、

フキはアクを抜き、酢漬けに。根の部分は、茹でて温野菜のサラダにしました。


しかし、一番、アクが強かったのが葉部分。

茹で汁は、茶褐色。

濃いグリーンの葉を茹でたら、茶褐色!!!

その色変化が、あまりのインパクトの強くて驚いた!



この色のインパクトに!!!

このアクが出た茹で汁で、ストールを染めたくなった。


というのは、

今年の春、私は、花粉アレルギーで皮膚炎を起こしていたので

これは、春のこの季節の花粉アレルギーケアのストールができるのでは?


以前から、健康や快適な暮らしに役立つケアストールや寝具などを

染めて制作したいと思っていたので、

研究所!!!発動!!となりました。




こちらは、定番のストール布地、シルクカシミア(シルク70% カシミア30%)




こちらは麻。

媒染(色止め)は、白泥。

若ごぼうの葉の煮汁で染めてから、白泥染めを後から施し媒染をした。

白泥は、アルミ成分なので、やはり赤みを帯びた色になった。


どちらも、

優しいニュアンスでありながら、効能が期待できそうなニュアンスを感じた。

グレードの高い布地だから、また自然感以上の仕上がりになったのだと

思います。


実家の裏庭&畑を整備して、ゆくゆくは、お洒落植物染めではなく

薬効染めなどを、色とともに美しいものを制作したい。


umu-wakaから、新しいブランドwaka-nuditéを立ち上げたことで

大島紬、日本というキーワードから自由になったので、

染められる、制作ができるカテゴリー。


japan-nuditéのumu-wakaは、

やはり、今後とも、しっかりと染め続け日本の文化をクリエイトしていく。

そして、waka-nuditéは、自由に薬効染めや、手描きの楽しいストールなど

をクリエイトしたい。


waka-nudité研究所。

今年の春は、この薬効染めが、私の未来の種となったかしら。


Growing Growing Growing。

夏が近づいてくる。