waka-nudité研究所
昨日は立夏。
夏の気配を感じる日が始まる。
春に種を蒔き、夏にGrowing、Growing育つ。
本日はGW最終日。長いお休みで句読点を打ち、
立夏の後、新しい日差しの中、また日常が始まる。
新緑の中、アクセルを心地よく踏みながら、春に蒔いた種の行く先を楽しむ。
今年の春は、
たくさん、山菜を食べた。ウド、たけのこ、こごみ、ふきのとう。。。
アクが強い、山菜などの春野菜は、身体の毒だし効果もあるので
積極的にいただいた。
その中でも、「若ごぼう」は、初のご対面。
もともとは、京都の高級料亭などで出されていた「若ごぼう」
私が購入した写真のごぼうより茎が細いもので、大変重宝がられたものだそうで
今は、高知県で品種改良され、最近は、少しずつ出回るようになったそうですが、
一般市民用でも、少し割高ではありますが、私が見つけたのは季節の終わり頃で、
今シーズンは、これが最後!ということで、少し割安になっていたので
八百屋さんにあった在庫を全て購入した。
茎はアクが強いので、フキのようにアクを抜いて調理。
葉部分はおひたし。
根の部分は、きんぴらがオススメと言われましたが、
フキはアクを抜き、酢漬けに。根の部分は、茹でて温野菜のサラダにしました。
しかし、一番、アクが強かったのが葉部分。
茹で汁は、茶褐色。
濃いグリーンの葉を茹でたら、茶褐色!!!
その色変化が、あまりのインパクトの強くて驚いた!
この色のインパクトに!!!
このアクが出た茹で汁で、ストールを染めたくなった。
というのは、
今年の春、私は、花粉アレルギーで皮膚炎を起こしていたので
これは、春のこの季節の花粉アレルギーケアのストールができるのでは?
以前から、健康や快適な暮らしに役立つケアストールや寝具などを
染めて制作したいと思っていたので、
研究所!!!発動!!となりました。
こちらは、定番のストール布地、シルクカシミア(シルク70% カシミア30%)
こちらは麻。
媒染(色止め)は、白泥。
若ごぼうの葉の煮汁で染めてから、白泥染めを後から施し媒染をした。
白泥は、アルミ成分なので、やはり赤みを帯びた色になった。
どちらも、
優しいニュアンスでありながら、効能が期待できそうなニュアンスを感じた。
グレードの高い布地だから、また自然感以上の仕上がりになったのだと
思います。
実家の裏庭&畑を整備して、ゆくゆくは、お洒落植物染めではなく
薬効染めなどを、色とともに美しいものを制作したい。
umu-wakaから、新しいブランドwaka-nuditéを立ち上げたことで
大島紬、日本というキーワードから自由になったので、
染められる、制作ができるカテゴリー。
japan-nuditéのumu-wakaは、
やはり、今後とも、しっかりと染め続け日本の文化をクリエイトしていく。
そして、waka-nuditéは、自由に薬効染めや、手描きの楽しいストールなど
をクリエイトしたい。
waka-nudité研究所。
今年の春は、この薬効染めが、私の未来の種となったかしら。
Growing Growing Growing。
夏が近づいてくる。