イベント報告：「薪出し・薪割り・薪ごはん」

二十四節気の大寒らしく、寒い日の続いた1月28日、イベント「薪出し・薪割り・薪ごはん」を実施しました。

タイトル通り、森から薪を運び出して、薪を割って、薪でご飯を作るイベントです。

まずは薪にする丸太を、森の中から運び出します。光を遮ってしまっている木や、枯れてしまった木を伐って使います。「思ったよりも大変！」「腰を痛めそう」あんまり重いものは無理しないように運びます。

　

お昼ご飯は、竹飯ごうで作ります。

朝のうちに作っておいた竹飯ごうを熾火にかけて40分、炊けました！

「竹で炊くのは初めて」「キャンプでもやってみたい」

　

午後はいよいよ薪割りです。

「薪割りがこんなに難しいとは思わなかった」「薪割りするのは40年ぶり」

上手く割れた時の気持ちよさは格別です。

待ち時間を使って、ロープを使った薪出しも体験しました。

　

参加された方からは

「木は見て癒されるものだと思っていたけど、燃料でもあるんだと実感した」

「今まで薪は買っていたけど、森の手入れになって自分も薪が手に入るのは良いなと思った」

といった感想をいただきました。

人間が木を使わなくなってしまったために、木がどんどん育って暗い森ばかりになってきています。森に手を入れて、切った木もうまく活用できたら、多様な環境を維持することに役立つかもしれません。

トヨタの森では4月に「薪割りカフェ」と題して、薪を割ったりお茶を飲んだりするイベントを計画しています。

薪割りに興味のある方のご参加をお待ちしております。

（文・コイさん　写真・つづぽん、こっしー）