IRIS APFEL アイリス・アパフェル 94歳のニューヨーカー
今日はDVD鑑賞。
2016年3月に公開された映画
『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』
いつも大ぶりのアクセサリーをしていて(重くないかな?ってちょっぴり身体を心配しちゃう私)
色の組み合わせも素敵で(彼女のターコイズと赤の組み合わせが好きな私)
以前からインスタをフォローしていたのですが
彼女のドキュメンタリー映画が公開されていたなんで知りませんでした。
日本滞在中に友人にオススメされてDVDをアマゾンでクリック!
帰国日の午前中に到着!間に合って良かったー。
現在96歳。
大きなメガネがトレードマークのアイリスは
夫のカールと共にテキスタイル会社を創設して大成功し
引退後もファッションアイコンとしてテレビや雑誌などで大活躍。
カールは2015年に100歳と3日で亡くなられたそうです。
映画では100歳のバースデーパーティーの様子が収められていました。
「子供みたいな妻と一緒に、もっといろんなことしたい。
もし、神が許してくれるなら。どんどんやるよ。人生は一度きりだ。」
と話していたので、亡くなられたことを知り複雑な気持ちになりました。
アイリスですが、今でも精力的に発信し続けています。
映画の中にも素敵な言葉がたくさん。
『ハリー・ウィンストンより、4ドル程度のアクセサリーに胸が踊るの。』
『特にルールはないの。あっても破るだけ。』
『おしゃれな女性が言ってた。
「パーティに出かける支度は、パーティそのものよりずっと楽しい」
うまいこと言うわ。』
『人の目を気にするのではなく、自分のために服を着る。』
『人と同じ格好をしないのは、自分の意見を持つと言うこと。』
『毎日無難なことを繰り返すくらいなら、いっそ何もしなきゃいい。』
『みんな好きな服を着るべきだわ。センスがなくても幸せならいい。』
『私の友人は皆、好奇心とユーモアも持っている。私自身その2つを大事にしてるの。』
そして最後に
『自分を美しいと思ったことは一度もない。美人じゃなくて良かった。
可愛い顔して世の中を渡ってきた女性を知ってる。
でも年を取り、美しさが衰えた今、何も残ってない。すごく辛そう。
私みたいな女は努力して魅力を身につける。いろんなことを学び、個性を磨く。
味のある人間になれるし、年を取っても変わらない。美人じゃなくて結構。
誰がなんと言おうと。』
この映画を撮っていた時アイリスは94歳。
私はまだ彼女の半分の47歳。
まだまだ若い!笑
彼女が過ごしてきた時代に女性が活躍するのは今よりずっと厳しかったはず。
でも自由に自分のスタイルで生きてきたアイリス。
今もなお輝き続けているのは自分の力で切り開いてきたから。
こんな自由な時代に生まれてきた私たちはもっともっと羽ばたける。
ファッションもメイクも自分らしく楽しむことこそが美しい!
元気になっちゃうDVD。
私も素敵に年を重ねていこう!
オーストラリア・ケアンズより inside and out 福嶋かおりでした。