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日本ボディデザイン協会

【正しい姿勢はひとつじゃない?!】 若々しくスマートに見える美しい姿勢とは?

2023.02.20 13:59

姿勢に自信ありますか?

「正しい姿勢をとりましょう」と言われて、

「はい、わかりました!」と自信をもって正しい姿勢になれますか?


 「正しい姿勢を説明してください」と言われて、

「はい、わかりました!」と自信をもって正しい姿勢を解説できますか?


 ウォーキング講師という職業柄、あらゆる会場で老若男女いろんな方々に質問してみました。

残念ながら今のところ、自信をもって自ら実演して解説できると手を上げた人はいらっしゃいません。


何が正しいのかわからない


興味を持って調べれば調べるほどに混乱した。ということはありませんか?

番組Aでは「胸を張ってお腹をギュッと引き締めなさい」

番組Bでは「胸を張ってはいけません」 


書籍Cでは「踵から着地しましょう」 

雑誌Dでは「かかと着地は間違っている」 


YouTubeで見た動画では「大股歩行が勧められ」 

SNSでは「大股歩行はNGだと」・・・。 


「いったいどれが正しいの?!」と、頭を抱え込んでしまっても無理はありません。


姿勢を楽しみましょう


少々長くなりますので、詳しくは別の機会にするとして、

ここではシンプルに結論だけお伝えさせて頂きます。


極一部、注目を集める目的だけのゴミ記事もありますが、大半の情報は正しいものです。

 ただし!!

それを語っている人が目指しているゴールに対して正しいことと、

あなたの体力や体調や置かれた環境や目的に対して正しいものとは、

違っているかもしれません。 


省エネ・脱力・筋肉を極力使わない事を優先するのか?

負荷をかけて筋肉を使って目覚めさせることを優先するのか?

安定感重視の立ち方を求めているのか?

美しい見た目が最優先なのか?


伸ばすからダメ、力を入れるからダメ、胸を張るな!などと相手の目的も確認しないで否定する人が減って、目的に応じて使い分ける術を伝える人が増えれば混乱も減ると思うのですが…。

 たかが「姿勢」されど「姿勢」。

硬く考え過ぎずに、肩の力を抜いて身体の動きを楽しみましょう。


若々しくスマートに見える美しい立ち姿勢とは?


ここでは、武道や介護やモデルではなく記事のタイトル通り、若々しくスマートに見える美しい立ち姿勢についてお伝えします。 次にあげる3つのポイントを参考にしてみてください。


1:正面を向いて足の真上に骨盤・胸郭・頭が乗るように立ちます(横から見た背骨はS字のカーブを描きます)

2:真横から見ると、耳垂(じすい)・肩峰(けんぽう)・大転子(だいてんし)・膝関節前部(しつかんせつぜんぶ)・外果(がいか)の前部が、地面と垂直に一直線上に並ぶのが理想とされます

3:正面から見ると、左右の耳・肩・肩甲骨・骨盤・膝・踝が地面と平行になるのが理想です

いかがですか?大きな鏡を見たり写真や動画に撮ったりして、ご自分の姿勢を確認修正してみましょう。


重力に抗い姿勢を保つ筋力を高める

このような姿勢を保つには、お腹・お尻・内ももの筋肉を軽く引き締めて、肩はリラックスするようにします。すると自然と、背中や膝が伸びて猫背やO脚の予防改善につながります。 


美しい姿勢を保っているだけでたくさんのインナーマッスルが鍛えられて、ポッコリお腹の予防にもなります。 美しい姿勢は、美しく見えて実際に美しくなっていく一石二鳥の姿勢といえます。


神経質になり過ぎない


身体のかたちは人それぞれ違うものです。100%理想のポジションを保っている人なんて見たことがありません。理想の姿勢と違うからといって神経質になり過ぎないようにしましょう。 

またいくら良い姿勢と言えど、長時間の同一姿勢は身体の負担になります。適宜身体を動かすようにしましょう。 

体型の特徴や身体の歪み方も人それぞれ違いますので、正しいポジションの基準を参考にしながら、自分の目的に合ったケアを続けていきましょう。


≪参考動画≫

 姿勢が崩れる5つの原因と改善方法についての短い動画です。合わせてご覧ください→