日中韓で海賊版を撲滅キャンペーン|ほんと?ホント!フェア in 秋葉原
【社会報道】 平成三十年五月六日に東京・秋葉原にて、不正商品対策協議会(ACA、代表幹事:島谷能成)とコンテンツ海外流通促進機構(CODAA、代表理事:島谷能成)は知的財産の保護と不正商品の排除の重要性を広く訴求する為のイベント『ほんと?ホント!フェア in 秋葉原』を開催した。同イベントでは、 お笑いコンビ南海キャンディーズの二人を「不正商品撲滅応援隊長」に、アイドルグループ「わーすた」を「不正商品撲滅応援隊員」に任命した。
同イベントは日中韓文化コンテンツ産業フォーラム共同事業。テーマは「海賊版は買わない!偽ブランド・偽キャラクターグッズは買わない!海賊版サイトは見ない!」。
日本のコンテンツが世界各国において高い人気を博しており、今後より一層の海外展開が期待されているものの、ネットを通しての海賊版サイトや違法ダウンロード等の正規版コンテンツに対する侵害行為・侵害事例が後を絶っていない。日本のコンテンツ ビジネスの海外進出を阻害する要因となっている。
現下、コンテンツ権利者が様々な対策を講じているが、各国の消費者の知的財産侵害に対する認識の低さが侵害を助長しているとする。昨年六月に経産省が開催した日中韓文化コンテンツ産業フォーラムにおいて「一般消費者向け知的財産保護の為の広報・啓発活動を協力して実施し、正規版コンテンツの購買意欲促進の為に産業界の取組みを支援する」事を三ヶ国で合意。
本合意を受け、日本においても先のテーマの下、一般消費者に知的財産と正規版を買う事の重要性を広報啓発していく取組みを始めている。この取組みの一環として、多くの一般消費者に知的財産保護の重要性を訴え、日本と海外へ発信していきたい。
更に同イベントより吉本興業と提携する。知的財産保護に関する広報啓発イベントを実施する際に所属タレントが来場する等と連携して活動を行う。
画像提供:不正商品対策協議会