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マヤ

『W旦那+(プラス)』The first time the zoo⑲ 三代目妄想劇場ショートストーリー

2018.05.07 09:45

隆臣「ひーしゃん、バイバイ…」




陽翔「たぁくん…」




焼き肉店を出てお別れの時間が来た。




隆臣は手にしたハムスターのぬいぐるみに話しかけた。




隆臣「しゃんだいめ、ゴッチャン🐹にチューちて」




陽翔が持っているお揃いのぬいぐるみに、ひっつけた。




隆臣「ひーしゃん、またあしょぼね」




陽翔「きっとね」




二人の様子を見ていると、大人たちも切なくなった。




直人「陽翔も保育園行かなきゃだし…」




隆二「とりあえずさっきのメモ、陽翔くんのパパに渡して下さいね」




直人「わかった。スケジュールが合えば、俺から連絡するよ」




臣「よろしくお願いします」




隆二「初めてのお友達なので…NAOTOさんよろしくお願いします」




直人「わかった」




直人「じゃ、行こうか?陽翔」




陽翔「…はぁーい」




直己「元気がないな?またすぐに会えるよ」




直人「そうだよ、陽翔」




陽翔「はぁい♪バイバイね、たぁくん」




隆臣「ひーしゃん…」




直人「どっちも一人っ子だもんね」




臣「乃愛とはまた違うんだろな…」




隆二「男の子同士、気が合うんだろね」




隆臣と陽翔は「チュー」と言いながら、ずっとぬいぐるみを押しつけ合っている。




呼んでいたタクシーが来た。




直人「じゃ、お先に」




臣隆「お疲れ様です」




直己「隆臣、またな」




直人「たっくんバイバイ」




二人のリーダーに頭を撫でられても、隆臣は陽翔と見つめ合ったままなにも言わない。




直人「ありゃ?陽翔しか見えてないな」




直己「まるで、臣と隆二だな」




隆二「え!?そーすか?」




臣「初対面でびびっときたか?」




直人「かもしれないね」




隆二「たっくん、遅くなるから陽翔くんにバイバイしようね」




隆二が後ろから優しく隆臣を抱きしめた。




隆臣「はぁい…ひーしゃんバイバイ」




陽翔と手のひらをくっつけてバイバイしている。




先に直己がタクシーに乗り、直人が陽翔を抱き上げて直己に託した。




続いて直人が乗り込もうとした時に、陽翔が隆臣に言った。




「たぁくん、しゅっぱつしんこーだね♪」




陽翔が太陽の笑顔を見せた。




隆臣「うん!!!しゅっぱちゅしんこー♪」




隆臣がフニャっと笑顔で答えた。




陽翔「バイバーイ!」




隆臣「ひーしゃん!バイバーイ!」




タクシーのドアが閉まり走り出す。




隆臣「バーーイバーーーイ!!!」




タクシーが見えなくなるまで手を振った。






臣「泣かなかったな」




隆二「たっくん、頑張ったね」




隆臣「パーパ、帰ろ🎵」




隆二「帰ってお風呂しなきゃね」




臣「隆臣ちょっと背が伸びたんじゃない?」




隆二「1日で?まさか」




臣「陽翔くんを見送ってる時、おっきくなった気がしたんだ」




隆二「そっか…」




隆二「パパパパ言ってたのに…すぐにおっきくなるんだろな…」




臣「……」




隆臣「パーパ、抱っこぉ」




隆臣が隆二に手を伸ばした。




隆二「ん?よし、おいで♪」




隆二が隆臣を抱き上げた。




すかさず隆二と隆臣を、臣が大きく包み込んだ。




隆二「おーみ…恥ずかしいよ💧」




臣「いーよな!隆臣」




隆臣「あちゅいね♪」




隆二「へへへ…」




三人の側にタクシーが止まった。




「えー…登坂様で?」




隆二「あ!はいっ💦💦登坂です」





つづく