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東京・大阪にて『KADOKAWAマンガアカデミー』『同アニメ・声優アカデミー』に開校

2023.02.22 00:05

【ビジネス・金融報道】 令和五年四月にバンタン(代取:木村良輔)は、KADOKAWA(9468.Tp)の協力の下、『KADOKAWAマンガアカデミー』及び『KADOKAWAアニメ・声優アカデミー』を東京・大阪に開校する。


バンタンが所属するKADOKAWAグループは創業以来、書籍や映像、ゲーム等と継続的に多様なコンテンツを生み出し、個人の「好き」を応援する事で、それぞれの幸福に繋げていく事を目指してきた。


近年では才能を見つけ、育てる教育事業の強化を推進しており、その一環としてグループの教育事業の中心を担うバンタンが、二校を開校する。



<市場規模=二兆円へ>

 両校の最大の特徴は、デジタルに特化した人材を育成する事。マンガ市場は、全世界で縦スクロールのマンガの人気が高まっており、市場規模は令和三年で三千九百八億円、同九年には一兆八千五百六十四億円に拡大すると予測(QYResearch)。


韓国、中国に続く日本市場でも同三年は四百二十三億円、同九年には約二千二百八十億円に拡大すると予測(同)。国内のアニメ市場は、コロナ禍によって一時市場が減少したものの、同四年は復調が予測(日本動画協会)。


それに並行して人材不足、及び制作環境のデジタル化が加速すると推測されており、人材確保が求められている。二校は、全世界からマンガ・アニメ業界の将来を担う若者へ新たな学びの場を提供し、業界の発展に寄与する。



KADOKAWAの最前線クリエイタを配置

 二校の名誉アカデミ長に就任するのは、KADOKAWAの井上伸一郎(己亥)上級顧問。カリキュラムの全体監修や産学連携等に取組む。二校に教育顧問にも、同社の出版事業とメディアミックス事業(アニメ・ゲーム・コンテンツ等)を管掌する各執行役員が就任し、カリキュラムの監修や特別授業及び講演等を担当する。


業界の最前線で活躍する同社グループのクリエイタを講師に迎え、同社ののIP(知財)を活用した授業を展開する予定。また、同社がが埼玉・所沢に開業した大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」を学習の場として活用する。


個別のオープンキャンパスは二月二十三日より毎日実施。二校合同(高等部・専門部)でのオープンキャンパスは、東京=三月十一日、大阪=十八日に実施予定。


画像:㈱バンタン