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美的なるものを求めて Pursuit For Eternal Beauty

世界で最も美しい橋「ゴールデンゲートブリッジ」(ジョゼフ・シュトラウス 1937年作)

2018.05.07 13:26

( 美の巨人たち放映番組 <2016.3.12> を視聴しての私の感想コメント)

   1990年に、仕事で初めて渡米した際にサンフランシスコを訪れた。その後、東京で知り合い、谷崎潤一郎、夏目漱石をこよなく愛していた、アメリカ人の友人マーシャさんの住む、サンフランシスコを訪ねた。過去に二回、この橋を渡った時のことを懐かしく思い出しながら、視聴させていただいた。

長さ2737メートル 海面からの高さ227メートル 一本に27,572本のワイヤーで束ねた500本のハンガーロープで釣り上げているシンメトリーで美しい橋。

1933年に工事に着手。不可能と思われた世紀の大工事。

「夢を見なければ実現はありえない」設計者であり建築にあたった、ジョセフ・シュトラウスの言葉である。

 特に、海面下の橋脚基礎工事が難工事とされたが、見事に乗り切り、4年で完成にこぎつけた。当時よく聴いたサイモン・ガーファンクルの「スカボロフェア」この曲がなぜか似合う橋でもある。

 印象に残るのは、アール・デコ建築の美しい形状に加えて、「インターナショナルオレンジ」と言われる、その独特の塗装カラーである。風景に溶け込み、実によくマッチしていて、いつまでも観ていて飽きない。

 世界に美しい橋は、他にもあるとは思うが、いまでもサンフランシスコを思い浮かべると、その壮麗な美しい橋の景色が、昨日のように蘇る、インパクトのある橋である。

    フィッシャーマンズ・ワーフの近くで、「地球の歩きかた」にも載っていない地元の友人にうかがい訪れた、海鮮レストラン「Scott」で食べたクラムチャウダーの美味しい味。

 そして、友人マーシャさん宅に招かれ、ディナーでいただいた地元ナパ・ヴァレーのカリフォルニアワイン「Beringer ベリンジャー」の美味は、いまでもサンフランシスコの美しい思い出とともに、忘れられず私の脳裏に焼きついている・・

写真: 「美の巨人たち」(テレビ東京放映番組より引用 2016.3.12)