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残雪の空木岳サバイバル登山(前編)

2018.05.07 14:25

2018/5/05


毎年、GW期間に1日は

修行に行くこの頃。

昨年は滋賀県 繖山(きぬがさやま)へ

約1200の石段登り。


そして今年は長野県の中央アルプス

100名山「空木岳」でスカイランニング!


スカイランニングというのは、

主に標高2000m以上の所で

駆け足することであります。


空木岳には主に駒ヶ岳ロープウェイ側と、

伊奈川ダム側、

二方向からアプローチできますが、

修行ですから、

もちろんマイナーで過酷な

伊奈川ダムからアプローチします。

道中から危なっかしい田舎道を進み、

伊奈川ダム奥の登山者駐車場から

準備を整えいざ出発!


車侵入禁止のゲートから

本格的な登山口である「うさぎ平」まで

まずは単調な林道が 6km弱 続きます(笑)

どこも落石が多いこの辺りの道。

日陰の右側を歩きたいところですが、

必ず山側から離れたところを進みます。

このリーチが落石場合の回比率に

影響してきますから。


フレッシュな出だしは

6分/km台で程よく駆け抜け

うさぎ平から本格的な登山道の始まり~

斜度もそれなりで

大きな丸太の倒木を乗り越えたり、

登り応えのある道が続き、

程なくすると足元が白く。


今年は例年より少ないとのことですが、

愛知県民からすれば、なかなかの雪国。

一見何てことない、このような道も、

一歩間違えれば左側へ さようなら です。

道中はこんなのが多々あります。

標高2000mを超えた辺りからは、

本格的な雪道に。

相変わらずの軽装、

4本爪 軽アイゼンでは力不足で、

程よく固まったこの時期の雪は

達が悪く、足を取られて滑落!


途中にある木に片手で捕まってセーフ。


なんていう映画のようなシーンを

メイクしたり。

それ以降は出来るだけ

木の茂った所を頼りに

少し遠回りしながら

山頂手前の小屋へ。

どうやら、

この時期は営業してないようです、

さすがはこのガチ登山ルート

自販機やトイレなど一切なく、

たまに目印である

ピンクか赤のリボンがあるものの、

案内標識も殆ど無し。

そびえ立つ尾根のラインを駆け上がる。

このためにトレーニングしている

と言っても過言ではない程。


This is sky running!

最後の危険ポイント、

片側は谷底真っ逆さまな

雪の尾根を超慎重にクリアしピークへ。

程よい残雪具合、抜群のロケーション!

独り占め状態で

思う存分堪能させて頂きました。

ここまで総距離14km 累積標高2100m

しかし、この後...


(後半に続く)