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第238話:カーリヤ蛇の歴史(2):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.05.07 23:14

すべての蛇たちが

義務に忠実にガルーダに捧げ物をしたのだが、

ある一匹の蛇、

カドルの息子である傲慢なカーリヤだけは、

ガルーダがそれらを手にする前に、

すべての捧げ物を食べていた。


ゆえにカーリヤは

直接主ヴィシュヌの乗り物に無礼を犯してしまった。


...王よ。

偉大なる力強きガルーダは、

至上主に非常に愛しいものです。


ガルーダはこれを聞き非常に憤慨しました。

カーリヤを殺そうと、

ガルーダはものすごい速さで

その蛇のところにやってきました。


ガルーダは素早く

カーリヤの元に舞い降りました。


カーリヤは毒という武器と無数の頭で反撃しました。

猛烈な舌と恐ろしい目を見せつけ、

カーリヤはガルーダを牙という武器で噛んだのです。



…つづく

(10巻17章4-6節)