水瓶座下弦の月ー真に望む生き方を手に入れるために
本日、11時08分、水瓶座で下弦の月を迎えました。
月は、☉太陽、♃木星、ASCと共にグランドクロスを形成し、大きな葛藤をもたらします。
・水瓶座17度の月は「主人をガードする番犬」
犬は、人間の霊的な守護者であり、目に見えない何らかの影響からの防衛を意味する度数と言われていますが、
わたしには、この犬は未知のものに対しての恐怖を象徴するように思えます。
・牡牛座17度にある☉太陽は、霊性と自我の葛藤
月の度数とリンクします。
未知のもの(霊性)と今、自分が自分であると思っている自分(自我)の葛藤
真に自分の望む生き方と、今の自分の生き方の狭間で迷うことを意味します。
・獅子座16度ASC「嵐のあとの陽光」
自分がしてきたことが全部間違いであるかのように感じたり、創り上げたものが崩れ去っていくような感覚、
未来への希望が薄れていくような、ある種の絶望のような体験のあとに訪れる光。
タロットの宇宙という本の中に書かれていた一文
完全性へと到るためには最大の空虚が必要である
絶望にも等しい感覚のあとに、光が見出される暗示。
・蠍座18度の♃木星は、生まれ変わりの度数
受容性を発達させる度数でもあり、受け入れることで、未来が変化する度数でもあります。
「何を受け入れるのか?」
最初に説明した未知のものです。
未知のものとは、今までに体験したことのない全て。
その影響から身を守ってしまっては、何も変わらないままです。
犬には、自分を偽るというキーワードもあります。
犬は、本来、狼です。
狼が家畜化されたことがキッカケで、牙を抜かれた状態になり、犬になったと言われています。
犬は、狼という本来の姿を偽っているのです。
そして、犬の本来の姿である狼には、新しいものにチャレンジするという意味があります。
サビアンシンボルは元々、サインの1度1度をチャネリングして作られたものです。
星座というのは、集合意識と繋がっていますので、つまりはこの集合意識をチャネリングしたものと言えます。
集合意識は人の意識の集合体ですから、人々の意識が変わればアップデートされていくものだと思います。
防衛から許容へ。
5月16日に天王星がサインを移動することに関して、
突発的に無謀な変化を起こしたりしたくなるので気を付けた方がいいという内容の記事を見かけましたが、
これまでの、そしてこれからの流れを考慮すれば、むしろ
無謀とも思える変化にチャレンジしなさいというメッセージだと思います。
これも防衛から許容へという流れです。
未知の体験、未知の世界へ飛び込む恐怖や不安。
その全てを受け入れ、生まれ変わる。
この時に見えていた夢を、具体的に形にしていく。