教室の掲示物が伝える「対決」の重要性と誰と闘えばいいのかということ
5月のテーマはテスト対策の時期ということもあって「対決」です。
僕はとっても平和主義ですが、誰かと闘うってことの重要性もよく知っています。
勉強やスポーツ、社会に出てからも、世の中には「対決」が溢れていますし、勝ったり負けたりは誰もが必ず経験することでしょう。行き過ぎるのは怖いですが、正々堂々と「対決する」、「勝利を狙う」ということはあながち悪いことでもないと思います。
というわけで、今日のテーマは「対決」です。
誰と対決した方がいいのか
「じゃあ俺は先生と対決するね」
お調子者のBくんが掲示物に真っ先に反応してくれました。ありがとう。
でも、君は僕と闘っている場合ではない。
以前に『「叱って伸ばす」スパルタと「褒めて伸ばす」コーチングはどっちがいい指導法なのか』でも説明をしましたが、同じ人でもタイミングによってベストな指導法というのは変わってきます。
同様に、同じ人でもタイミングによってベストな「対決」相手というのもきっと変わってくるはずです。
掲示物の講師たちには、それぞれ名の知れた強敵たちと戦ってもらっていますが、これは各々がある程度の実力を持った強者たちだからです。
ある程度自分に実力がついてきた時に、さらに実力を伸ばす際には、外の敵、つまりライバルなどの存在が大切になってくるでしょう。
逆に、何かの始めたてや自信がないものに取り組む時には、まず外の敵ではなく、内なる敵と戦って着実に勝利を収めて自信をつけていきましょう。
だってほら、昨日の自分に勝つって楽勝でしょ。
これならどんな状態のどんな人にでもできます。
Bくんに同じ話をして、「私との対決はまたいずれだな。ふっふっふ」と伏線を張っておきました。彼がうまく自分に勝ちだして調子に乗ってきたタイミングで僕と闘ってもらおうと思います。
そして、何も自分と対決するというのは、勉強の中身だけではありません。
早寝早起きなどの生活習慣や、忙しい中でどれだけ家庭学習に取り組むか、姿勢を崩さずやるか、疲れている時にどう取り組むか、それらすべて自分との闘いです。
大人でも時折負けてしまうそんな闘いに、少しずつ勝ちが多くなってくるようにアシストしてあげるのも我々大人の役目かな。
負けが込み入るとやっぱり自信やテンションは下がってくるものですからね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
さぁ、勝ちに行こう。まずは勝ちを狙うところから。