できない。で、いたい
どういう料理が好きか、
と言えば、
イキイキしてて、優しくて、
毎日食べたいな〜って思う、ごはん。
母のおにぎりがいちばん好き、
って時点で、
美食家ではないよな、とわかっていた。
ヨガの帰りに、
気になっていたカフェに入った。
人気の少ないあの通りにあって、
いつも人で賑わってる。
安くて美味しいらしい。
ちなみに通りは、
庶民的って言葉がぴったり。
このお地蔵さんも、
いつもお花がきれいです。
お目当ての500円のランチは、
日替わりで、
お家のご飯みたいで、
優しくて。
今日はあと、
キュウリのスープがついてきた。
気になっていたそのスープは、
あっさりしたポタージュのよう。
お年寄りも子どもも、
入りやすくて、
いやすくて。
お客さんが他のお客さんを気づかう感じが、
ほのぼのしてる。
予約の電話が入ったら、
「席かわりましょうか?」と、
ご夫婦っぽい2人組のお客さんが、
すかさず店員さんに聞いたり。
(4人席に座っていたから)
ハサミを使って、
チョキチョキ小さくしながら、
マイペースに食べている、
おばあちゃん。
ベビーカーに乗った子が来たら、
店にあった電車のおもちゃが出てきたり。
それが落ちると、
通りかかりの人たちが拾ってあげてて。
知的障害や精神障害のある人たちが働ける事業を。
というベースが、
そのゆるやかな雰囲気を作っているのかな。
働いてる人の人数と、
値段と席数を見ちゃうと、
経営はどうなってるんだろ?
という疑問もおこるけど。
力を出せる場があるって、いいよね。
よしもとばななの短編で、
「田所さん」というお話がある。
会社にいる、初老のおじさん。
仕事はできないけど、
その存在に、
救われるものがあるような。
「すんなりできる」より
「できない」の方が、
断然おもしろかったりするときがある。
でもマジメになり過ぎると、
そのことを忘れそうになる。
そんな隙や余裕がなくなったときには、
猛ダッシュで逃げないと!
と、心している。
たぶん自分も、
いつまでも、
できない人でいたいんだろうなー。
☆笑ん座カフェ
https://www.kamakura-enza.or.jp
(ホームページはとってもマジメそう…。当たり前か!)