ダブルペリア(新ペリア)方式って何?ハンディキャップって?
皆様こんにちは、ミナミゴルフスクール・見浪です。
ゴルフのコンペでは、皆さんが回った実際のスコアで順位が決まるわけではありませんよね。そこからHDCP(ハンディキャップ)が引かれたもスコアで順位決めが行われます。
そして、ミナミオープンゴルフ選手権でもHDCPを決めるのに「ダブルペリア(新ペリア)方式」を採用し、順位決めを行っています。今回はこのダブルペリアやHDCPについてお話させて頂きます♪
ちなみに、
実際のスコアのことを「グロススコア」
HDCPを差し引いたスコアのことを「ネットスコア」
と言いますよ♪
■ハンディキャップ(HDCP)とは?
HDCPとはゴルフ技術に差がある方が、平等に楽しめるよう(競い合えるよう)にする為の仕組みです♪ もしHDCPが無ければ、いつもゴルフが上手な方が優勝してしまいますよね。プロの試合ではないので、初心者の方であっても上位を狙えるようにHDCPという仕組みがあります。
■ダブルペリア方式とは?
HDCPを決める方法の1つにダブルペリア(新ペリア)方式というものがあります。
「ラウンド前にはいくつのHDCPになるかが分からない」というのが大きな特徴ですね。
ラウンド後に下記の方法で決定いたします。
【決め方】
「隠しホール(18ホール中の12ホール)で、パー以上叩いた分×1.2のHDCPが貰える。」
※隠しホールはラウンドが終わるまでは分からない。
例:パー4の隠しホールで、8打で上がったとします。
(8-4)×1.2=4.8
となり、4.8のHDCPが付きます。
このホールだけを見ると、グロススコアが8、HDCPが4.8、ネットスコア3.2となり、パーで上がった方(HDCPは0で、ネットスコアは4)より良いスコアとなります。
※一般的には、HDCPの上限を事前に決めておきます。ホール単位ではダブルパー(パー4ではHDCP4,8が最大)、全体では36や45など。となります。
■如何でしたでしょうか?
まぁ仕組みが分かったからと言って、わざとHDCPをもらう事は難しいですね~(隠しホールが分からないから)
細かなことは知らなくても、大叩きしたホールでは「このホールは隠しホールに違いない!」と前向きに考え、次に引きずらないというのが一番かもしれませんね。
※以前はペリア方式というものがあり、これは隠しホールが6ホールでした。これではあまりHDCPが付かないので倍の12ホールとしたものがダブルペリア方式で、新ペリアとも呼ばれています。最近のコンペではダブルペリア方式が主流ですね♪