映画『イニシェリンの精霊』遂に納得。

　昨日観た映画『イニシェリン島の精霊』が、スルメ映画というかんじで、寝る前でもまだ疑問が残っていました。

なぜ親友は、急に絶交したいと思ったのか？

なぜ主人公は、相手の思いを察することができなかったのか？

なぜ主人公は、親友から自分の指を切ると脅されているのに、それでも近づいてしまうのだろうか？

なぜ親友は、相手に危害を加えるよりも、自分を罰することにしたのか？

なぜ主人公は、モーツアルトも、ベートーベンも知らなかったのか？

なぜ親友は、自分の指を切りおとしてしまったけれど、ほっとしたのか？

　今朝、こちらの動画がYouTubeに上がってきて、誰も語っていない分析が語られていました。すべてがメイクセンスで、感動して舞いました。(笑)

　こちらの映画は、アカデミー賞有力候補なのですが、かつてアカデミー賞を獲得した「フォレストガンプ」や「ギルバートグレープ」の主人公たちと同じ設定だとうこと。そう考えてみると、主人公の考え方や行動について、納得できる部分がいっぱいありました。そんな主人公と長い間親友を続けてきたのに、突然絶交すると言った自分に罪悪感を持ったのかもしれません。だから自傷行為をして、自分の罪に対して許しを請おうとしたのでしょうか。なんだか親友の優しさの方に感情移入して、今頃、涙が溢れてきました。