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180508 北三陸久慈 古代琥珀玉作り工房趾「中長内遺跡」ツツジ満開!

2018.05.08 13:13

 奈良平安時代の竪穴住居跡から、琥珀原石・破片・加工途上の未成品多数が発見されているR45号久慈バイパス脇「中長内遺跡」看板周りのツツジが満開です!


 例年より1週間ほど早い開花か、きょう気づいたらもう満開でした。桜は殆どが葉桜状態、平地の所々に八重桜の開花が残る程度~山間部は山桜などただ今ピークのところもあり。


 北国の春は、梅・桜・芝桜・タンポポ・山吹・レンギョウ・カタクリ・水仙・木蓮・コブシなどなど~まさに百花繚乱。木々の芽吹きも、萌え始めから若葉・青葉に変身中。


 久慈湾・玉の脇漁港を見渡せる、この丘陵東部分には後期白亜紀久慈層群玉川層を含む地層があり小久慈赤川・タッコの沢(玉ッ子の沢)周辺などの琥珀産出地に近く、且つ「玉の脇」という湊が丘陵東脇にある。久慈市南側野田村の十府ヶ浦を望む丘陵辺りでも、やはり同時代の遺跡から琥珀が沢山発見されています。


 中長内遺跡のうちの1棟の竪穴住居跡からは、1,000点以上の琥珀が集中的に発見されており、この一帯の或るエリアは奈良平安期に琥珀加工集落として賑わっていたのかもしれません。


 工房趾の看板は、久慈地域の琥珀愛好団体「くんのこほっぱ愛好会」が中心となり久慈市の助成により制作したもの、くんのこ(薫陸香=琥珀)ほっぱ(堀場)を意味する久慈の方言(kuji native dialect)です。


  長内町の、この地区の方なのか綺麗に雑草を処理し,石灰も入れていただいた様子でした。

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