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成冨史絵のゼンタングル®︎

雨の日のルネサンスタイル

2018.05.08 14:19

今日の東京は雨☂️


憂鬱でしたが、描きかけのルネサンスゼンダラタイルを持って出勤しました♪


ルネサンスタイルは湿気に弱いと聞いていたのですが、なるほど、鉛筆でシェーディングする(影をつける)時に、「カサカサ」という乾いた音がせず、なんというか、しっとりとした感覚でした。鉛筆の先がタイルにめり込むような感じです。


なので、水彩色鉛筆に持ち替えて、色鉛筆を水でぼかしながら影をつけました。湿気vs.湿気です!!


空いた時間にちょこちょこ描き足して仕上げました。

出来上がりはこんな感じ。

ルネサンスカラー(黒と茶色と白)で仕上げようと思いましたが、ついつい雨色のブルーを足してしまいました☔️

ルネサンスタイルとブルーの相性は抜群です。


最終的には、鉛筆で影をつけ、白のジェリーロール でtherefore という点3つのタングルを足しました。


ちょうど今日、マリアトーマスさん(ゼンタングルの創始者)が、ホワイトチャコペンのテクニックの1つを紹介していたので、こちらにも書いておきますね。


↓このように、白チャコペンで羽根のような、光ったような線を描き・・

その付け根を鉛筆でシェーディングして、ホワイトチャコを強調させるというテクニックです。

私は、今日のタイルのフチの部分に使ってみました♪


いろんな表現に使えそうなテクニックです!今後もチャコペンと鉛筆の力関係を研究していきたいと思います!!


と、いうわけで、湿気の多い日のタイルは、シェーディングがいつもよりも難しくなるかもしれません。擦筆で擦ったりするの、紙がボソボソになるので優しめで!!


慎重に鉛筆やチャコを足していくのがベストです。割り切って水彩を使うのもいいですね!!


ゼンタングルだけじゃなく、どんな絵も、湿気で画材の描き心地が変わってきます。天気と相談しながらの創作活動も面白い体験ですね!