KAMI NO MEGUMI

雨水の候

2023.02.22 06:18


毎年の雨水のころ、

心がほどけてゆく


解けて、溶けてゆく


長い雪の季節からようやく春の光を見る思いだからだろうか


頑なな心、強張った身体、寒さを凌いだ街の風景、雨水のころの空気はそれら冬の背景を光へと変えてくれるよう


雨水のころになると、

水を含んだ染描紙の中に、一筋の光を求めます。


北海道神宮の森を歩いて