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いわぶち動物病院

以前働いていた病院に来院した動物虐待の飼い主

2023.02.22 08:55

結論から言うと、その飼い主はヤクザでした。


そもそも最初からおかしかったのですが、ジャックラッセルテリアという犬種は骨が丈夫で、しかも折れにくい大腿骨(太ももの骨)が折れていたんです。


当初からヤバイ雰囲気を出していた飼い主だったので、院長に変わってもらい、骨折しており、手術が必要、手術代は高額になる(と言っても、その病院は非常に良心的過ぎる価格で治療をしていました。その代わり残業ばかりだったのに残業代が出ない)、と説明したようです。


それからしばらく、4時間後ほどでしょうか。ずっとおいてあるケージがありますよ、と他の飼い主さんから知らされ、そこには放置されたさっきのジャックラッセルテリアが!


要は治療にかかる費用を払いたくないから、置いていってしまったんです。


皆でどうしよう、という話になりましたが、警察に連絡することに。


たまに、僕自身に起こるのですが、頭が切り替わるようになって車種、車のナンバーを記憶していました。

カメラアイ、というらしいですね。


本当にすごい人は、全てのことを覚えていられるそうですが、そういう人達は忘れる、ということができず、全てのことがついさっき起こったことのように感じるそうで、人との関わりを持ちたくなくなり、世捨て人の様になってしまうこともあるとか。


僕は特に数字を見た時にそれが発揮されるようで、地球から太陽までのメートル単位の正確な距離、木星の衛生の名前、ハーメルンの街にある、石碑の内容、なんていうまるで役に立たないことが忘れることなく頭に残っています。


さて、ジャックラッセルテリアの話ですが、普通折れない場所が折れている。虐待の印です。


何とかできないのか、と警察に訪ねても、そもそも虐待の証拠が無く、助けようが無い、ということで終わってしまいました。


せっかくの僕にある謎の特殊能力も意味なく終わってしまいました。


あとジャックラッセルテリアはその後どうなったのでしょうか。

まともに歩けないジャックラッセルテリア。飼い主はヤクザ。

その後が心配なままで、無力感を覚えました。