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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 性教育を忌避してきたことによる梅毒の大流行

2023.02.24 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 性教育を忌避してきたことによる梅毒の大流行

 今週も土曜日のエロの日になった。またエロの話を楽しく行う日になったのであるから、なかなか面白い。

さて、その前に今週のニュースを見てみよう。今週のニュースの中で最も私が衝撃を受けたのは、松本零士さんの逝去ではないか。この件に関しては、オンラインサロン(https://lounge.dmm.com/detail/2838/)の休日コラムと、有料もメールマガジン(https://www.mag2.com/m/0001647155)で詳しく書くことにする。何しろ、宇宙戦艦ヤマトは私の現在の思想や行動の原理を作ったと言って過言ではないので、ある意味で「心の師匠」を失った感じだ。

さてそれ以外の内容とすればアメリカのバイデン大統領及びイタリアのメローニ首相が相次いでウクライナのキーウを訪問した。これで主要国でキーウにゼレンスキー大統領を訪問していないのには日本の岸田首相だけになったのである。

それにしても恥ずかしいのではないか。日本の自衛隊は、首相の要人警護で海外に出ることはできないと浜田靖一防衛大臣は早々に言い始める始末で、首相が戦争中の国の首都にその国の元首を尋ねに行くということがあっても、その首相を護衛する人がいないということになるのである。

今までもISなどからの救出で、日本人が日本人を救出することができないということに関して非常に大きな疑問があった。

そもそも「日本を守るための自衛隊は、国民を守らないで何を守っているのか」と思うし、それが憲法によってできないので有れば、当然に、自衛隊を動けるように憲法を変えればよいことである。

LGBTで国際的な標準に合わせる前に、まずは要人警護や国軍、国民を守るという当たり前のことを、できる国として国際的な標準に合わせる必要があるのではないか。

そのようなことは全く考えないで、都合の良い所だけ人権と主張しているような人々には、さすがに辟易とするところである。


「梅毒」急増 令和の時代に深刻化 都内で最多・女性40倍に SNSでの“出会い”背景か「匿名」無料検査実施へ

 都内で、性感染症の「梅毒」の感染報告数が急増している。東京都は、来月、無料検査所を開設すると発表した。自分の素性を明かさずに、「匿名」で検査を受けることが可能だという。

   都内で過去最多 女性40倍に

 17日午後2時から行われた東京都・小池知事の定例会見。いつもならば、新型コロナウイルス対策や、節電に向けた呼びかけなどが続くが、この日は違った。「最近、問題となっているのが梅毒。都内の感染報告数が急増している」という。

 梅毒の感染報告数は、全国で増えているのだが、特に、都内の感染状況は深刻のようだ。去年1年間の感染報告数は3677件で、1999年の調査開始以来、最多となった。2016年~2020年は1700件前後で推移していた。去年は、その2倍強にのぼったことになる。

 男女別に見ると、男性が2291件、女性が1386件。10年前の報告数と比較すると、男性がおよそ9倍(2012年263件)だったのに対して、女性はおよそ40倍(2012年34件)にのぼったといいう。女性の感染報告の急増が目立つ訳だが、多くは20代が占めているという。

   SNSでの”出会い”背景か

 梅毒は、性行為により粘膜や皮膚の小さな傷から感染するとされる。ほとんど症状がなく経過するため、気づかないまま病気が進行し、気づかないまま他人に感染させていくとのこと。そして、感染後およそ1か月で、発疹やしこりなどができるという。

 特に、妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染する恐れがあり、非常に危険とされている。

 戦後間もない頃は、国内の患者数が20万人以上にのぼっていたが、抗菌薬の開発により減少。近年の増加傾向には、SNSやマッチングアプリで知り合った不特定多数との性行為が背景にあるとされている。

 全国の感染報告数も、去年、現在の集計方法となってから初めて1万人を超えたという。「令和」の時代ゆえの、感染急増と言えるのかもしれない。

   無料検査は「匿名」で

 こうした事態を受けて東京都は、来月の4日間、無料検査所を都内4カ所に設置すると発表した。その日のうちに検査結果が分かるという。検査所の設置日は、3月3日が新宿、7日が錦糸町、11日が立川、16日が多摩センターとなっている。

 このうち新宿の検査会場は女性専用だが、戸籍上の性別にはとらわれないという。検査は事前予約で、申し込む際、氏名や住所などを明らかにする必要はないとのこと。感染の経緯を考慮すると、「匿名」検査は有効と言えるだろう。

 感染防止のため、厚労省や各自治体も「コンドームを正しく使うこと」を呼び掛けている。小池知事も、会見で、「一人一人が、正しい知識を持って、適切な行動を心がけることで、感染拡大を防止することができる」と訴えた。

2023年2月20日 11時30分 FNNプライムオンライン


 さて、「国際」と言えば、世界の病であった梅毒に関して研究したのは、野口英世である。

高等小学校卒業後,渡辺医院の書生となって勉強し,1896年東京に出て高山歯科医学院 (現,東京歯科大学) の学僕となり,さらに済生学舎で医学を学ぶ。翌年医師開業試験に合格,97年から 98年にかけて順天堂医院で医学雑誌の編集にあたり,同年,北里伝染病研究所の助手となり,細菌学の研究に入った。

 1900年アメリカに渡って S.フレクスナーの世話になり,蛇毒の研究に従事する。 03年カーネギー研究所の助手となり,ガラガラヘビの抗毒血清を発明。その後ロックフェラー研究所に勤め,11年梅毒トレポネーマの純粋培養に成功したと発表した。 13年麻痺性痴呆患者の脳中に梅毒トレポネーマを証明,15年帝国学士院から恩賜賞を授与された。


さて、なぜか日本の教科書には野口英世に関しては「黄熱病の研究」と書いてあって、梅毒の事は書いていない。

これは「梅毒という病気を説明するにあたっては性教育が必要であるから」という配慮なのだが、そのことで、小学校の頃から、梅毒を学んでいない人々が、現在になって梅毒に犯されているということになる。現在の若者の間に「梅毒」が広く流行し、昨年では一万人を超えたというようなニュースもあるほどだ。

これは、コロナなどと言って、人と人の間を切ったとしても、結局人間というのは「群れる生物」であり、特に「青春は密」なのである。ましてや男女は惹かれ合えば「エロいこと」をするのであるが、その時に性病などの知識がないと、結局のところ、自分を傷つけることになるのである。

しかし、そのことは本来は「学校でしっかりと習う」べきであるが、既に性的な機能を失った「大人」たちによってそのような教育がされないだけではなく、そのような知識を与えられることもなく、単純に「快楽」の為だけに性行為を行うことによってこのような流行ができてしまうということになる。

本来は、それらの事をしっかりと学ぶ必要があるのに「青少年保護」などと言って、しっかりと学ばせないことが、結局は「保護とは逆の結果」を産むということになってしまうのである。

はっきり言って日本の教育が「大人の都合で行われている」ということでしかなく、本当に子供の事を考えて行われていないということにになるのではないか。その「大人の都合」出の教育が、子供の能力を奪い、そして健康を奪い、病気を流行させているのである。

さっさと「エロ情報の解禁」を行い、そのうえで少子化とこれ等の梅毒などの性病の流行を止める手段を、子供と一緒に、子供の考えを尊重して行うべきではないか。

何よりも「若者に健全なエロを教える事」が重要なのである。