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第239話:カーリヤ蛇の歴史(3):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.05.08 23:20

怒ったタールクシャの息子(ガルーダ)は、

カーリヤの攻撃を撃退すべく

圧倒的な速さで動きました。


主マドゥスーダナの力強き恐ろしき乗り物(ガルーダ)は、

カドルの息子(カーリヤ)に

金の如く輝く左翼で攻撃しました。


ガルーダの翼に撃たれ、

カーリヤは完全に狼狽しました。


そしてカーリヤは

ヤムナー川に隣接する湖に

保護を求めました。


ガルーダは、この湖に入ることができませんでした。

そこに近づくことすら、

ガルーダにはできなかったのです。


その湖というのは、

かつてガルーダが魚を食べたいと思ったことのある場所でした。

魚は彼にとって日常食です。


その水で瞑想をしていた

聖者サウバリによって咎められたにも関わらず、

ガルーダは空腹を感じて

思い切ってそこで魚を獲ったのです。



…つづく

(10巻17章7-9節)