脳を簡単に理解しましょう
2023.02.26 22:13
こんにちは、神保町、御茶ノ水のパーソナルジムトレーナーの井上です。
本日は脳の役割について説明します。
脳の最も大きな働きは情報の判断と指令です。
目、耳、鼻、皮膚、舌
といった感覚器官から得られる
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚
といった情報は感覚器官を通して脳に絶えず情報として送り届けられています。
なかでも視覚からの情報が最も大きく、私たちが物を食べて美味しいと感じることができるのも感覚神経が伝達してくれる味覚情報を脳が美味しいと判断することや、熱いものに手が触れたときに熱いと感じるのも皮膚の感覚器官、感覚神経と脳のおかげです。
例えば目の前に突然ボールが飛んできた状況を考えてみてください。
目から感覚神経を通して脳に情報が送られボールのスピード、大きさ、硬さなどから最終的な判断を脳がします。
もし当たるとなるとボールをよけたりキャッチするように脳は指示するでしょう。
ボールが飛んできた!!
①目を通してボールが飛んできたことを認知します。
②脳にその情報を感覚神経へ伝達します。
③脳はその情報を受け、自分の技量、ボールのスピード、強さ、大きさ、硬さなどから前頭連合野のミーティングにて判断、指令します。
④脊髄を経由して脳からの指令を運動神経に伝達
⑤脳からの指令を実行に移す。ボールをキャッチする際様々な筋肉が動きキャッチ動作に入ります。
この①から⑤までがボールが飛んできた際におこる一通りの流れになります。
これはもちろんボールだけではなく運転中に人が飛びだしてきた際など自分の視覚を通して起こる状況の中で判断と指令をつかさどる脳の役割になります。
脳の偉大さが少しでも理解してもらえたら何よりです。