日本共産党千葉県議団と県委員会が渡辺芳邦木更津市長と懇談FB投稿2018.4.27
2018.05.09 01:08
自衛隊が購入を予定しているオスプレイが、木更津駐屯地に暫定配備される方向との報道をめぐって4月27日、日本共産党千葉県議団と県委員会が渡辺芳邦木更津市長(添付画像左)と懇談しました。
渡辺市長は「防衛政策で国への協力は当然」としながらも、「今回の報道は不快であり遺憾」と述べ、「(防衛省が配備先としている)佐賀の結果が出てないのに『暫定』はありえず、はっきりした上でないと受け入れられない」と話しました。
佐賀県では配備反対の声が大きく広がり、オスプレイを配備するために必要な駐機場や格納庫を作るための用地買収さえできていないために、まったく見通しが立っていません。
渡辺市長の発言は、こうした状況を踏まえたもので、「暫定配備」が何年続くかわからないのに、「暫定」などと言えないとの考えを示したものです。
渡辺市長は「これがはっきりした上でないと受け入れられない」と明言しました。
また木更津への「恒久配備」に関して渡辺市長は、「オスプレイは佐世保につくられた水陸機動団とパッケージのはずであり、想定していない」と述べました。
参加者からは、「暫定配備を許せば事実上の恒久配備になりかねない」「オスプレイは今年11月に最初の5機が日本に納入される予定であり、配備先が決まってからでは遅い。いまから市長として『受け入れられない』との声をあげてほしい」と要望しました。
日本共産党は、木更津市との一致点を最大限重視して、地元自治体や住民合意のないオスプレイ配備を止めさせるとともに、相次いで事故が起きている危険な軍用機は、千葉にも佐賀にも沖縄にも、日本の空のどこにも飛ばさせないために頑張りたいと思います。
寺尾 さとし、浅野 史子、椎葉 寿幸、斉藤 和子