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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

素敵な短歌に触発されて勉強短歌を考えてみるの巻

2018.05.10 15:00


Twitterでこんな短歌が話題になっていました。



これはなんとも素敵な短歌ですね。ほっこりします。


短歌って言うとなんだか古典が想起されるんですけど、調べてみたら現代の短歌もいい作品が沢山ありました。例えば日本一有名と言われる俵万智さんの「サラダ記念日」の短歌。


「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日



守るべきルールは原則31文字。これは世界で最も美しい言語とも言われる「日本語」を使う我々日本人にとって、大切な文化かもしれません。俄然盛り上がってまいりました。


何を隠そう私、昔は趣味で詩を描いたり小説を書いたりしていたんです。実は投稿した作品が本に載った経験も。創作犬だったわけです。ふっふっふ。


というわけで、ふつふつと湧いてきた創作意欲に身を任せて、早速勉強短歌を書いてみましょう!



『ああ眠い、やたらと眠いこれやばい 家に帰ったらあら元気』



やはり勢い任せとは危険です。何ともしょうもない短歌が出来上がってしまいました。授業中は眠くなるのに、家に帰ったら途端に目が冴える現象を詠ったそうです。


続いて参りましょう。まだ行くのかという彼方からの声は無視します。



『呪文詠み黒板描く魔法陣 私を運ぶ夢の中へと』



睡魔にこだわりがあるのでしょうか。勉強短歌なのにまさかの睡眠ネタ二発。どうせならもうちょっと勉強っぽいものがいいですね。



『世界中旅する際はパスポートよりも大事な英語かな』



『僕と君二人の距離解く三角比ならすぐ解けるわけはないけど』



『空と海生き在り見えぬもののこと知らなくちゃって君が言うから』



『今日コケた道で明日は転ぶまい生きるボクラの歴史学ぶ意味』



『「いとをかし」「とってもお菓子」じゃないからね 照れ笑う君 ああ、いとをかし



これ、生徒に考えさせても面白いかもな。


言葉にするって、大事なこと。それなりの語彙や表現力がないと、素敵な文章って書けないですからね。そして、文章がうまくなるには、書くことです。駄目で元々、チャレンジして、失敗して、うまくなっていくのです。恥ずかしいからって書かないのは、誰のためにもなりませんよ。


というわけで、今回の短歌が「なんだこれ」でもお許しくださいませ。


そうは言っても最後にちょっとだけいい感じで締めたいですから、春っぽい歌で終わりにするとしましょう。お付き合いありがとうございました。



『桜舞う日に咲く笑顔ありがとういつも味方でいてくれた人』



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あ、打線も。