☆天然・人工ライブロック比較☆
アクアリストの皆さんのライブロックは「天然」ですか、それとも「人工」ですか?
私が製作及び使用しているのは人工ライブロックです。
昔は天然ライブロックを使用していましたが、最近は人工ライブロックに注力しています。
そもそもライブロックとは何か?
ライブロック=live rock
いわゆる生きている岩と言うことです。
天然ライブロックは、海で死滅したサンゴに様々な生物が付着し、繁殖した状態のものです。ゴカイなどが細かい無数の穴を開けて生息するため、多孔質な構造になります。
その為、バクテリアなどの生物が豊富に生息してろ過を行います。水質維持に貢献しています。
天然ライブロックと人工ライブロックの違いは何かご説明します。
天然ライブロックは、バクテリアなどが最初から住み着いているので水槽立ち上げが早いのがメリットです。当然ですがSSグレードであれば褐虫藻も付着しています。自然な形をした岩なので自然感があります。
人工ライブロックは、バクテリアや微生物が付着していません。その為、水槽の立ち上げ時は、バクテリアを添加しなくてはいけません。当然、その分立ち上げも遅くなります。
メリットは、有害な微生物が全くいないと言うことです。カーリーなどが付着したライブロックですと水槽導入後、いつの間にか繁殖している場合があります。そういったことがないので安心して使用できます。
そして最大のメリットは・・・
レイアウトがしやすい!
平板形状のライブロックが存在するので、それらを組み合わせてひな壇レイアウトや盆栽風レイアウトができます。
それによりたくさんのサンゴを配置することが可能です。
このように天然も人工も互いにメリットやデメリットもありますが、総合的に判断した結果、私は人工が優勢だと思います。
簡単な比較表を記載しましたので、是非、ご覧ください。
また、ご要望に応じてライブロックレイアウトもしております。
コメントを頂ければお答えいたします。