稼ぐごみ処理場に!
議会で取り上げるテーマ説明シリーズ!
『稼ぐごみ処理場に!』
新ゴミ処理場の光る煙突やランニングコースなど「無駄な部分」の削減は引き続き求めますが、
同時に、「稼ぐ」ゴミ処理場になることを願って提案を考えました。
3行でいうと・・・・
・現在は市内企業が一般廃棄物を出す際、処理業者に委託するか、処理場まで自社で持ち込む必要があり、とても不便で高コスト
※産業廃棄物は扱いが法的に扱いが異なるため、本質問の対象外
・先進地では、企業の一般廃棄物も一定以下の量ならば、持ち込みせずとも「有料で」事業所の前などに出すことを可能にする制度がある
・企業の不便を解消しつつ、市も一定の収入を得られ、環境にも優しい!新施設では導入を!
▼以下、質問全文です▼
久喜市は企業誘致や創業支援を掲げているが「ごみ処理」に関して事業者に優しいとは言えない状況にある。
企業誘致や創業支援をするならば、事業を営む中で必ず生じるゴミ処理についても事業者の利便性を高めるべきと考える。
企業誘致や創業支援と、ごみ処理はセットで考えるべきである。そこで以下伺う。
(1)現在、小規模事業者が事業系一般廃棄物を出したい場合、現実的には久喜宮代衛生組合に持ち込むしか手段が無い。(業者に回収を委託する選択肢もあるが、コストの面から小規模事業者にとって現実的な選択肢では無い)
一方で、一定量以下の排出であれば、事業者であってもシールや袋を購入することで、収集ステーションにゴミ出しを可能としている自治体も多い。
久喜市でも同様の取り組みを実現出来れば、事業者は少量のゴミを直接搬入するために費やす時間的コストをセーブすることが出来る。また、ゴミ処理場周辺の通行量が減る等もメリットも期待できる。
他自治体の事例を研究し、久喜市も新施設の稼働に合わせて、小規模事業者がゴミを持ち込まなくても済む方式を導入するべきではないか。市の見解を伺う。
(2)事業者がゴミ回収を業者に委託すると、そのゴミは市外で処理される場合もある。
市内でも市外でも同様の処理をするのであれば、市内で受け入れた方が効率も良いし、運搬によって発生する環境への負荷も軽減できる。
これまで市外に流出していた処理手数料も久喜市が得ることも出来る。また、人口減少が確実である今、サーマルリサイクルによる発電量や、隣接する余熱利用施設への熱量を確保するためには、一定量のゴミが必要であるという側面もある。
事業者にも優しいゴミ処理場を目指すべきと考える。市の見解を伺う。