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色即是空、空即是色

2018.05.09 14:06

フェースブック・西尾仁さん投稿記事

【色即是空、空即是色】

 

現代物理学によれば、物質はエネルギーからなっていて

絶対的物質なるモノは存在しない。

 

例えば、私は確かに存在します。

私の体は原子からなっていて、原子核はいくつかの素粒子からなっています。

 

しかし、原子や素粒子の極微の世界から見れば、

物質は存在する可能性があるとしか言えないのです。

「見ようとすると見えなくなる」と言う禅問答のような世界になるのです。

 

我々の体も様々な物質も、突き詰めると原子から出来ています。

原子は原子核と電子からなりたっています。

「原子核」はプラスの電気を持つ『陽子』と

電気を持たない『中性子』からなり

そのまわりを回っている確率的存在の『電子』で

出来ています。

 

つまりミクロ世界が集まったマクロ世界も、原理的に不確定性を潜在的にもっているということです。

 

厳密に言えば目の前にいる人の顔は、反射光が自分の目に届き視神経で電気信号に変換され、脳で再結像し、脳にある情報とパターンマッチングして初めて見えるがごとく、僅か『過去』の顔で、実は人間には『今』を見ることが出来ないのです。

 

原子は物質だが、原子自体、絶え間なく回転しながら振動するエネルギーの渦巻きです。

 

素粒子が回り続けるコマのようなモノで、それがエネルギーを放射しています。

 

即ち物質はエネルギーで出来ていることが判明したのです。

そして、物質とエネルギーは、一定の割合で相互転換しています。

 

物質は,中身の詰まった実体(粒子)であると同時に、

非物質な力場(波動)であると定義されます。

 

アインシュタインの有名なE = mc²という式で表される「物質とエネルギーは等価である」という理論は

 

E(エネルギー)は物質(m)から生まれると読むことが出来る。

 

凄いのはこれを書き換えたm=E/c²(cは光速)が、物質(m)はE(エネルギー)から生まれることを表している。

 

つまり、目にみえない「サムシンググレート」の意志というエネルギーが、物質を生むという数式で、

 

無から有を生む宇宙の起源を表しているとも考えられる。

 

村上和雄 著「人を幸せにする魂と遺伝子の法則」より

(管理者、一部加筆)