Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

コロラドビャクシ 0056 フーコーの振り子と、知覚されない事実や自然

2018.01.30 12:16


 
たぶん、コロラドビャクシン(Juniperus scopulorum)と思います。
カイヅカイブキに似ていますが、幹や枝振りが、捻じれません。
 
いずれも、ビャクシン属(Juniperus)で、
カイヅカイブキは、ビャクシン(イブキ Juniperus chinensis)の
品種ですが、
写真の樹木は、コロラドビャクシンの品種の、
Blue Heaven ブルーヘブンや、Moonglow ムーングロウかも。
 
アメリカでは、少し青く細長いスカイロケット Skyrocket という品種が、
庭木の常連ですが、日本では、台風で倒れると思います。
種小名の scopulorum は、山地の、という意味ですが、
自生しているやつは、青くないようです。
長寿の木なので、アメリカでは盆栽に使われます。
 
日本で栽培されるのは、ほとんどが灰青色の葉の品種です。
その色が目的ですから、気持ち良くなる人がいるはずですが、
目の覚める緑色に比べると、くすんで見えますので、私は遠慮します。
 
この写真の木は、イトーヨーカドーの東大阪店で見かけましたが、
灰青色の葉が、車の埃や排気ガスに汚れているのでないかと、
誤解されて、見る人を不快にします。 

 
 
   ***    ***
 
 
精神病院が、健常者に抗精神病薬を使用すると、
知能が下がり、精神病になるだけでなく、
精神科医に対して従順になり、無抵抗になります。
 
世間一般でも、
権力に従順な人は、知能の低い傾向があり、
高い人は、好戦的かも知れません。
 
自然の摂理のようなものがあると、思ったり、
論理法則が自然を準えていると、思ったり、
生まれつきの遺伝的な素質を、
本当の自分と、思ったりするのは、
抗精神病薬を、強制的に投薬された人に、近い。
 
昔から、権力は、自然の摂理のように、振る舞います。
それが見えなければ、鴨長明のように、諦めます。
 
人の手によらない自然は、ないのでないかと、
私は疑います。
 
冬のエベレストの自然や、深さ1万メートルの海底や、
地球の中心部の圧力や、地球の回転や天体の運行や、
太陽の輝きや、季節の恵みなどが、
自然でないのかと、笑う人もいますが、
幼稚な権力に、見えます。
 
それらの自然を、知覚したことがありませんから、
嘘でないと、信じられません。
太陽の輝きは、熱すぎて、知覚できるわけがありませんが、
季節の恵みのような文学も、私は知覚できません。
 
 
   フーコーは、振り子に地球の自転を見ましたが、 
   振り子は回転しないと、推理を述べて、
   確かに回転していると、知覚されるので、
   地球が自転している証拠であると、結論しました。
 
   19世紀後半の、写真や電信の実用化と、
   同じ時代の、ロマン主義の典型です。
 
   科学技術が作られて、
   知覚が、推理の検証のために、動員されましたから、
   刑事訴訟や精神医療が、権力のためでないと、
   言えません。
   
   地球の自転を、知覚できないので、
   振り子の回転を、知覚して、
   振り子は回転していないと、結論しただけでないかと、
   疑われます。
 
   人殺しを見て、人殺しでない証拠と、確信するのは、変です。
   処刑は、人殺しでないと、権力は主張します。
   戦争をしたのでなく、戦争を仕掛けられたと。
   フーコーの振り子は、それでないかと、疑われます。
 
   振り子が回転していようが、地球が回転していようが、
   回転しているのは確かであり、
   どちらが回転しているかと、決めるのは、人の勝手です。
 
   ロマン主義だけでなく、科学技術は文学であると、
   コンピュータは言います。
   知覚されない事実や自然の摂理を、証明するために、
   知覚が動員されるのは、権力闘争でないかと。
 
   平和は、鉄砲を使わない戦争であると、
   毛沢東は言い、ポルポトは信じました。
   インドヨーロッパ人に比べて、
   モンゴロイドは、論理法則を知らないと、
   私は感心します。
   
   技術と考え方の関係を、知らないのに、
   鉄砲や黒船や原爆やコンピュータを見て、
   作った奴を信じるのなら、
   原爆を落としてやるに、如(し)くはない。
   
   殺せば、信じられるのなら、
   こんなに楽しいことはない。
   日本人は、虫けらよりも、劣る。
   
   インカ帝国の場合も、そうでした。
   1500万人の民衆が、168人のピサロの兵隊を、
   神として、崇め奉りました。
   鉄砲で殺されたから、信じました。
 
   科学技術の知覚は、それでないかと。
   ロマン主義と言われます。
   第二次世界大戦で滅びたのは、ロマン主義でしたが、
   日本人の気持ちは、インカ帝国の民衆と、同じです。
   
   ナチスドイツやソ連が潰(つぶ)れても、
   理解できません。
   日本経済が海底に沈んでも、気づきません。
   フーコーの振り子を、信じています。
   科学技術立国の政策に、間違いはないと、
   確信しています。
   コンピュータが普及して、
   日本経済が左前になったのに、
   コンピュータの科学技術に、期待しています。
   救世主を待ち続けたユダヤ人のように。