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ハクモクレン 白木蓮 0099 三島由紀夫と連合赤軍と精神医療

2018.03.14 14:14

 

きょうは暖かく、

長袖が暑いくらいの、春爛漫でした。

 

一気に白木蓮の季節になりましたので、

週末には、

辛夷(こぶし)や、紫木蓮(しもくれん)が、

咲き始めるでしょう。

 

毎年、同じ花が咲きますけれど、

裁判官や精神科医や科学者などは、

脳みそがありませんから、美しい。

 

賢い人は、人前で生殖をしないだけでなく、

減数分裂による遺伝子の組合わせに、

重要な意味を、感じていません。

 

時代錯誤のロマンティックな生殖を廃止して、

計画的に遺伝子を組合わせたほうが、

合理的であり、省エネルギーです。

 

原始的な文化文明は、

教育的配慮にすぎませんが、

どうせ、生殖の計画と実行のために、

権力争いを起こすのは、

わかり切っているようなものです。

 

有性生殖は、そのためにあるのですから。

 

 

   ***    ***

 

 

三島由紀夫のことを書いたのは、

わたしの青春が、

彼の自殺した頃であったからです。

猫も杓子も、新左翼でした。

 

青年の過半数が、そうでしたから、

火炎瓶や線路の石を、

機動隊に投げ付けなければ、

学友にイジメられました。

 

連合赤軍が、妙義山や榛名山で、

仲間の12人を、イジメ殺したのは、

新左翼の青年たちには、当然でした。

 

当時のマスコミの記者や編集者は、

世代が1つ上ですから、その雰囲気を知らず、

リンチ殺人事件に驚きました。

 

男子皆兵の三島由紀夫の青年時代は、

徴兵検査に不合格の彼が、

イジメ殺されても、当たり前でした。

 

有力な親が、息子に内緒で、手を回して、

徴兵逃れを整えましたから、

三島由紀夫は、真相を知らなかったはずです。

 

リンチを免れるための、必死の生き方が、

戦後の行動にも、現れました。

 

応召できなかった自責感があると、

彼自身が、言い訳をしていましたから、

ボディビルや剣道や民兵組織などは、

身を守るための、逃避行でした。

 

そんな当たり前を、理解できなければ、

ロマンティックな精神医学の、

イジメとしての精神医療も、見えて来ません。

 

ロマン主義の基本的な考え方は、イジメです。

みんなと違う奴を、やっつけるための、

権力争いですが、

孤立した個人をイジメるのが、大好きでした。

 

みんなにイジメ殺されたキリストを、

崇め奉るキリスト教と、根本的に違うと、

精神科医は、ロマン主義による医療を、

知っていなければいけません。

 

 

   連合赤軍のリンチ殺人事件は、

   京浜安保共闘が、離脱した仲間を、

   印旛沼で殺したことが、きっかけでした。

 

   山での軍事訓練の様子を、

   小説に書く、という仲間を、

   始末しなければ、

   刑事犯として、逮捕されます。

 

   口が軽く、殺人などは、

   思いも寄らなかった連中が集まり、

   革命運動を行ないましたから、

   締まりがありません。

 

   自由意志により参加しましたから、

   境遇や成り行きや生まれつきなどの、

   逃げられない軛(くびき)の重さを、

   知りません。

   とりわけ、家計を維持するための、

   職場での隷属を。

  

   現代のロマンティックな精神医療も、

   そうですが、

   近代的な医療が、

   戦争のためにあるのは、

   ナイチンゲールや赤十字のような、

   ロマンティックで偏執的な戦争好きを

   見るまでもなく、当たり前なのに、

   現代の医者は、

   精神病院を継いだ息子や娘たちの、

   狂気を知りません。

   

   わたしの父は、知的障害でしたが、

   徴兵検査は甲種合格でした。

   2桁と2桁の足し算のできない人間を、

   医者は、戦場に送り出しました。

 

   検査の前から、

   結果は事務的に決まっていましたから、

   徴兵検査は、形だけです。

 

   現在の精神科の、

   医療保護入院や措置入院のための

   診察や診断も、

   戦時中の徴兵検査に似ています。

 

※(急用のために、中止)