ヒュウガミズキ 日向水木 0101 APG分類 物理化学の成り立ち
2018.03.16 12:38
満開の日向水木は、
ミズキ科でなく、マンサク科ですが、
最近はAPG分類ですから、
遺伝子を分類して、進化の系統を知ります。
微細な内部の分子の形態も、形態に含めれば、
機能の違いは、
必ず形態の違いに現れると、
言っても良いのですが、
遺伝子の中には、形態や機能に、
関与すると知られていないものが、
たくさんありますので、
遺伝子は、形態よりも、
繁殖の系譜を、よく表します。
しかし、進化の系統が、
形態に反映されなければ、
遺伝子による分類は、実用になりません。
なんのために、わたしたちは、
遺伝形質の組合わせを、重要視するのかって、
コンピュータのプログラムのように、
実用のためと言いながら、
自身の遺伝形質を点検するためであったり。
知覚される規則性は、
本人の遺伝形質と思われますので、
植物の分類のような振りをして、
自分という知性の組合わせを、
確かめているのかも。
物理化学は、
多数の不整合で断片的な規則性を、
繋ぎ合わせますが、
それぞれの断片は、
遺伝形質を表わす規則性に近く、
どのような断片の組合わせを、
遺伝的に継承しているかは、
人それぞれに、異なります。
物理化学は、
多数の人の、遺伝形質の断片を、
継(つ)ぎ接(は)ぎして、
だれの知覚でもないような、
一律の自然を、作ろうとしますが、
おそらく、ロマンティックで無駄な努力です。
どのような断片を、取捨選択して、
どのように繋ぎ合わせるか、という根拠は、
権力や流行文化でしかありません。
いかに繋ぎ合わせても、
1つの規則性による全部の自然は、
あり得ません。
花は、エステティックそのものですから、
わたしが花を撮るのは、
なんとなく、泥棒のような気がします。
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