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モクレン 木蓮と枝垂桜 0129 武士の月代(さかやき)と柳原白蓮

2018.04.13 11:08

 

モクレンなんて、厭き厭きですが、

後ろの桜が、枝垂れていましたので、

今頃の取り合わせになりました。

 

木蓮も、遅いですね、この個体は。

 

昨日、柳原白蓮に触れたので、

今頃、モクレンを思い出しました。

 

柳原白蓮は、美人歌人として、有名でしたが、

祖父の、万延遣米使節正使の新見正興も、

陰間奉行と、陰口を叩かれたくらいに、

美男として有名でした。

 

武士は、同性愛の嗜みがなければ、

生きて行けませんから、

同性愛が好きかどうかは、別として、

全員、同性愛者でしょう。

 

人殺しが、本職ですから、

女と一緒に暮らすなんて、

馬鹿馬鹿しくて・・

 

そういう気持ちになるはずです。

 

橋下徹君が、沖縄のアメリカ軍に、

風俗業の利用を、促したそうですが、

彼は、あほです。

 

女とイチャイチャして、

殺し合いの息抜きに、なるわけがない。

家庭も、そう。

 

戦場で、信用できるのは、女や家族でない。

 

わたしでも、

スーダンやアフガニスタンの内戦を見て、

毎日、死体ばかりの人生に、

女や家庭があれば、気持ちが安らぐなんて、

思いませんでした。

 

木蓮と枝垂れ桜を見て、

新見正興と柳原白蓮と橋下徹を、

思い出したので、貼り付けました。

 

維新の会って、何を錯覚しとるんでしょうか。

安倍晋三や籠池泰典の、教育勅語みたいな

ものです。

 

    

   ***    ***

 

 

武士の月代(さかやき)って、

額の上の、昔は、毛を抜きましたが、

炎症を起こして、頭が汚くなりましたので、

江戸時代には、剃るだけになったようです。

 

広範な面積ですし、本人には見えませんから、

剃るのも大変です。

 

手探りで、剃れますが、

剃刀を研ぐのが、また大変。

 

剃り具合や、

髷(まげ)や鬢(びん)や髻(もとどり)を

見れば、

手先の器用さが、わかりますから、

知能もわかります。

 

しかし、このエステティックのために、

毎日、1時間も掛けるのですから、

侍(さむらい)は、詰まらない。

 

そうして、首を切り取られて、曝されます。

 

わたしは、新見正興の写真を見て、

船の中でも、アメリカでも

毎日、奇麗に剃っていたのかと、

呆れ返ります。

 

わたしが最も危険と思うのは、

エステティックだからです。

単なる美意識でなく、

知覚の規則性を作るから、危ない。

 

価値に拠(よ)らない事実があると、

ロマンティックに信じる危険性と、同じです。

 

小栗忠順や玉虫左太夫のつるつるてんを見て、

そう思いました。