春分直後の牡羊座新月
実は今年は牡羊座新月が2回ある。
木星も逆行を経て本格的に牡羊座入りし、リスタート感が強い2023年、
新月も2回この最初のサインで起こる念の入れよう。
さてまずは1回目の牡羊座新月。
新月は牡羊座1度で起こる。
「女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く」
とはいえ天体は全部水面下にあるようなチャート。
しかもほとんとが1~3ハウスに入っている。
この後最初に地上へ出ていくのは冥王星であり、
一方ハウスの順番で見てみれば、一番先を行ってるのは双子座の火星だ。
冥王星が水瓶座0度になっているけど、もっと細かく見ればイングレスは3/24のこと。
冥王星も火星もイングレス直前だということ。
大きな(物理的には小さいけど)影響のありそうな天体の動きの直前の新月。
準備はいいかい?って確認を促しているようだ。
リセットとリスタートの色合いが濃い、みんながみんな、自分に還っていくようなタイミング。
本当に心の通い合う心地よい関係性を作り直せるだろうか。
ICには牡牛座金星がコンジャンクション、己の感覚だけが頼りになってくる。
だけどそれはジャッジや分離ではなくて、どんな人もその人を生きている、そのことを尊重してお互いを認め合えるような関係性を、それぞれが築いていくのだ。
表向きは別々の道を歩むことにしたとしても、どこかで繋がっているというか、一度は出会った人たちとは、その人たちとしかつくれない関係性が生まれ、私の人生を織りなしているんだということ。
それでも、今とこれからを一緒に生きる人たちを決めていくような意識も必要で。
人といることの楽しさだけじゃなくって、そこに付随するあらゆる感情や見えない意識の力を受け入れ理解する努力を。
そんなことを決意していくような、今年1回目の牡羊座の新月は、春分の直後です。