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経営者と家庭の破綻回避911 ファイナンシャルリスクアドバイザー

非常に良い話を見つけました!

2018.05.10 08:42

非常に良い話を見つけました!

以下貼り付けてます。


久しぶりにワクワク系のコラムです。


【サンマの話が物語る商売の課題とは】



先日、新たな音声番組の試験収録のため、過去の連載原稿を読み返していた。



日経MJ紙でのコラム連載開始時の原稿などは、15年以上前のものもあるのだが、今読んでみてもなかなかに学びが多い。



そこで今日はその原稿を、久しぶりに再掲したい。


『多くの店に足りないものは、お客さんに発信する情報だ。

ただ、そういう話をすると、時々こういうセリフが返って来る。


「特別なことがお客さんに言える商品はいいんですが、うちの商品はねえ」。


実際にそう言ったある店主の店も、商品には単なるプライスカードしかついていなかった。

みかん1箱500円、牛乳1パック300円。

彼は言う。「うちは普通の食品店で、どこの店でもある普通の食品しか売っていないから、これしか書くことはない」。


大事なことはここだ。

例えば彼の店には魚売り場がある。

そこでは2種類のサンマを売っていて、それぞれにプライスカードが付いている。


――サンマ1匹130円

――サンマ1匹150円


これについて彼はこう言う。「うちにみたいな田舎はいま景気が悪くて、安い方のサンマばかり売れるんです」と。

しかし実のところお客さんはどうだろうか? 

私がお客さんだとするとこういう疑問がある。


どうして高いサンマの方を買わないといけないの? 


なぜ2種類の価格があるのだろう。

高い方のサンマを買うと何かいいことがあるのだろうか? 

それが分からなければ高い方を買うことはない。


しかし「サンマ1匹130円、150円」では分からない。


あなたはこの違いをご存じだろうか?

私は彼に尋ねた。

「値段が2種類ありますが、この2つは、どこが違うのでしょうか?」。


すると彼は「大きさが違うんですよ」と言う。


私は並んでいるサンマをよく見たが、どう見ても大きさは一緒。


そこで「大きさは一緒じゃないですか」と踏み込むと、彼はこう答えた。

「いえ、サンマというのは長さじゃなくて背で見るんですよ。

背で見たらほら、150円のサンマの方の背が厚いでしょ。


こっちの厚いサンマの方が脂ののりがあっておいしいんですよ」。』


15年以上前に書かれたこの原稿は、今日もなお続く商売の課題を浮き彫りにする。

それはまた、後日談を加えると、現在一層深刻な課題となっているのが分かるのだが、それは何だと思うだろうか? 


「あなたはご存じだっただろうか、サンマの背。」実際私はあれ以来人前でよくこの話をするが、知っている人はほとんどいない。


しかしこの話を食品店主や漁業関係者にしてみると、逆にみんな知っている。


しかし世の中に魚屋は星の数ほどあるのに、こうして誰も教えてくれないのだ。


こういう情報・知識のギャップはよくあることだ。


あなたにもぜひこうしたギャップを見直していただきたい。

このコラムを書いてからしばらく後のこと。


ある食品スーパーの店主から「あのサンマの話、実際にやってみました」と報告があった。

そこで書いたコラムが次の後日談だ。


店主は、店頭で価格の異なる2種類のサンマの実物を並べて比較し、「新物の生さんまのおいしい見分け方!」「脂ののりが違う」「焼いてて肉汁がたれおちる」と、お客さんに高い方のサンマを買うべき理由を大きく書いて教えてみた。


結果は、表示し始めた週からサンマの売り上げが前週比170%と大幅に伸びた。


ほとんどのお客さんが高い方のサンマを買っていったそうだ。


また予期しなかった出来事として、こう表示し始めた途端に「他におすすめの魚はどれ?」


「こっちの魚はどう見分けるの?」と、お客から声をかけられるようになった」


先週、これらの原稿が今日もなお続く商売の課題を浮き彫りにしており、


後日談を加えると、現在一層深刻な課題となっているのが分かるのだが、

それは何だと思うだろうか?とお尋ねした。

その課題のひとつはまさにこの情報と知識のギャップが今もなお多くのビジネス現場に見られることだ。


そしてより深刻な問題は、この店主のように「やってみる」人が減ってきていることだ。


かつての連載時、サンマの話は次の文章で締められていた。


「サンマの背のように(中略)、お客さんにとって知らないことは山ほどある。


お客さんにとってそれを知ることは、単にお金を払う理由がわかるだけでのことではない。そこには新たな理由を発見した喜びがあるのである」。


先の「やってみた」店主の店では、お客さんたちが他の魚にも関心を寄せた。

それはなぜだと思うだろうか? 


多くのビジネス現場に情報と知識のギャップがあるまま、「やってみる」人が減っていく。

それは今日、お客さんの「発見の喜び」もまた減っていくことを意味している。


それは商いの未来に何をもたらすだろうか?


以上。



あなたのビジネスやサービスにも、

大きなヒントがあるはず‼️


あなたは、

お客様にどんな未来を提供出来ていますか?


単なる物売りをするのか?


価格以外の付加価値を提供するのか?


お客様に喜びや価値を提供することは、

特にスモールビジネスでは、必要不可欠な事。


やってみなはれ、

失敗を恐れずに!


聞いてみなはれ、

あなたのお客様に!


きっとあなたのお客様が、

必要としているものが、

見つかるはず‼️