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楽しく続ける大人のピアノ

時間のネガティブスペース?

2016.01.01 16:20

音符のないネガティブスペースも「弾く」ことを意識するという発想の転換。

昨年末に得た大きな学びです。


ふと思いました。

楽譜においては音符と音符の間がネガティブスペースですが、時間においてのネガティブスペースは何だろう?


ピアノを弾いていない時間だろうか。

ピアノを弾ける時間と時間を結ぶ空間。

このネガティブスペースも「意図を持って」演奏=暮らしたいものです。


意図。

自分の目指すものにふさわしいものを選び、そうでないものは選ばない。

物、行動、言葉、思考、人、etc。

ふさわしいものかどうかを自分で判断する。

自分の「ほんとう」とは違うものは、勇気を持って遠ざける。

そんなことの積み重ねが時間のネガティブスペースを美しく弾くことなのかもしれません。


『自分の目指す演奏をイメージして』

その様子にふさわしいものはどんなもの?

ものに限らず、状態や形容詞や色でも。

書き出してみると、明確になるかもしれませんね。


例えば、私の今のワルツの理想をイメージします。

ふさわしいのは…

軽やか、羽毛、柔らかく手触りの優しいもの、明るい光、パンジー、ビオラ、蝶、優雅、グジグジしないカラッとした思考、前向き、春、若葉、丸、円、笑顔etc


時間のネガティブスペースも、上に挙げたキーワードを軸に作りたいものです。

写真は去年訪れた砂の美術館にいらっしゃったバッハさん。

音楽の父は、時間のネガティブスペースをどんな風に構成していたのでしょうね〜