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システムエンジニア(SE)の生態学

2018.05.11 05:02

一口にSEといっても、その様態はさまざまである。

服飾業界に入ったのに辞令により社内のシステム部門に配属された社内SEもいれば、個人事業主として、半年は企業から案件の受注を受け、残りの半年は海外で遊んで暮らす、そういったSEもいる。

そのような多種多様なSEの生態を俯瞰的に眺めてみても実態は藪に隠れてしまうので、今日はその一つの事例、つまりはSEとしての、私の日々の行動予定と私の周辺事情を紹介したい(誰も興味ないが(笑))

添付の画像のとおり、会社は9時から始まる。

が、SEの半数は遅刻常習者である。というと誤解が広がるので、遅刻するSEはみな時差としている。つまりは出勤時刻が定刻である。

裁量次第で、毎日午後から出勤するSEもいる。

みな朝や夜はやりたいことがあるので。

もっとも、プロジェクトが破綻しかけてくると帰宅できなくなることもある。

私も最長1ヶ月帰宅できずホテルに泊まっていたことがある。

夕食は毎日決まった時間にはとれない。身体はもちろん、心を壊すSEも多くいる。

SEの仕事の大半は顧客との折衝であり、顧客と良好な関係を結ぶことが、仕事を完遂する重要な条件となる。

程度の差はあれ、これはどんな仕事でも同じだろう。

顧客が満足しないものを提供しても、いくら物のできが良くても、納品とはならないのである。

それに、システム単体で顧客の要件を満たすことは稀である。

システムを使って顧客業務が円滑に行えてこそ、顧客はお金をかけて導入した意味がある。

そういうことで、導入後の運用にプロジェクトの比重をおくべきなのだが、実際はまだまだ開発ばかりで満足してしまうプロジェクトが多いのが実状である。

と、ここで理想を掲げていても仕方ないので現実的な話をしよう。

SEの単価というのは、月にだいたい160~180時間の労働で、80~200万である。

200万というは超のつくSEで、プロジェクトの調達から全体のマネジメントをする、コンサルタント的なSEである。このような仕事を外部の要員に発注する会社は今ではほとんどないだろう。

次に180万~140万クラスのSEがいる。

こちらも超のつく専門的な技術SEがランクされる。

原発に導入されている制御システムのエンジニアだったり、銀行が試験的にはじめるブロックチェーンの開発、世界にまだない人工知能の学習パターンに対する新たな基礎づけの研究などには、それぐらいの対価が支払われる。

その下の140万~100万は、私のようなどこにでもいる一般的なSEである。

もっとも、これらの対価が、技術者の懐にまるまる入る、なんてことはない。

まず、要員を調達した会社が、人材に対する瑕疵の保険も含めて、20%~30%を得る。

次に、個人事業主でなければ、会社が30~50%ほどを、利益率や保険料の負担金として持っていく。

最後に税金や保険料として、国により20%が徴収される。

ということで、残ったわずかばかりの対価を、SEは受け取ることになる(笑)

風俗でも、レーサーでも、芸能人でも、会社に対する利益率というのがある。

会社が儲かる仕組みをいろいろ調べて見るとなかなか面白いのだが、今日のテーマは別である。

次に進めよう。

システム開発における日々の進捗は、WBS(Work Breakdown Structure)というプロジェクト進捗表やEVM(Earned Value Managemen)などの定量法によって管理されている。

例えば「小説を書いて文学賞を取る」というプロジェクトがあるとする。

それまでに実行する各タスクにたいし、コストと工数を分配していく。

そうしてWBSがてぎあがれば、あとは進捗どおり進めば良い。

その具体的なWBSというのは・・・

残念ながら昼の休憩時間が過ぎてしまった。続きはまたいつかしたい。