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文科省が五歳~小一の「架け橋期」に教育充実

2023.03.03 06:05

【教育報道】 文科省(大臣:永岡桂子)は、令和五年二月二十七日に文科省及びWebにて第十二回『幼児教育と小学校教育の架け橋 特別委/中教審』を開いた。


議題は「審議まとめ(案)について」等。そのまとめ案は、「学びや生活の基盤をつくる幼児教育と小学校教育の接続について~幼保小の協働による架け橋期の教育の充実~」。


五歳児から小一の二年間を「架け橋期」として焦点を当て、〇歳~十八歳までの学びの連続性に配慮する。「架け橋期」の教育の充実を図り、生涯に亘る学びや生活の基盤をつくる事等を重要とした。



<六方策>

 以下の六方策を提示した。


  1. 架け橋期の教育の充実
  2. 幼児教育の特性に関する社会や小学校等との認識の共有
  3. 特別な配慮を必要とする子どもや家庭への支援
  4. 全ての子どもに格差なく学びや生活の基盤を育む為の支援
  5. 教育の質を保障する為に必要な体制等
  6. 教育の質を保障する為に必要な調査研究等


幼児期のみの具体的な方策は、「ICTの活用による教育実践や子どもの学びの見える化(可視化の誤用)」「幼児教育施設の教育機能と場の提供」「幼児期の教育に関する調査研究(国内外の研究ネットワークの構築等)」。



幼小の具体策

 幼児期と小学校の具体的な方策は、以下。



架け橋期のカリキュラムとは、幼保小が協働して、期待する子ども像や育みたい資質・能力、園で展開される活動や小学校の生活科を中心とした各教科等の単元構成等を明確化したもの。


写真:FPhime