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Take It Easy♪熟女妻の日々徒然

恋愛

2013.05.29 09:43




わたしの気持ちが確信に変わり 


わたしはとうとう彼と向き合う決意をした。



彼に嫌われ別れを告げられても 


これ以上隠し続けることは苦しくて 


わたしにはもう出来なかった。


年齢の嘘ともう一つ 


わたしには2度の離婚歴があり


それぞれの結婚で授かった2人の子供がいた。


その事もまだ彼には話していなかったのだ。


そしてその日が来た。




わたしは今にも泣きそうだったが震える声でこう言った。


「驚かないで聞いてね。わたしね 子供が2人居るんだ。


上の子は若旦那君の1コ下なんだよ。


わたしこの前誕生日で42歳になったんだ・・・。


嘘をついててごめんね・・・。


何度も言おうと思ったんだけど・・どうしても言えなかった・・・。


こんなオバサンでほんとにごめんね・・・。」


わたしはもう消えてしまいたかった。



彼にどんな罵声を浴びせられても仕方なかったし、


もうその覚悟は出来ていた。


けれど彼は静かにこう言った。


「チョコミントさんが何歳でも問題ないです。


俺は最初から年齢なんか関係無かったですよ。


子供さんの事はびっくりしたけど・・


正直に話してくれて嬉しかったです。」


「俺はチョコミントさんという人間を人として好きなんです。


だから今まで通り・・・・・・」




わたしは わぁわぁと子供のように泣き出し 


彼の言葉を最後まで聞く事が出来なかった。


わたしはただただ 泣いていた。


彼はわたしの全てを受け入れてくれた。


そしてわたしを人として好きだと言ってくれた。


42年の人生の中で


こんな事を言われたのは初めてだった。



この日から 


わたし達の本当の意味での恋愛が始まった。




続く・・・