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起立性調節障害なごや家族の会「ポレポレ」

🍀2月座談会を開催しました

2023.03.01 09:01

2月25日に対面での座談会を開催しました。

今回は中学生、高校生、大学生の母親たち8名が集まりました。

 

2名の方は通信制高校を検討中、5名の方は通信制高校在学中または卒業済み。

ODの子たちの進路に通信制高校が選択されることが本当に多くなってきたと実感します。

 

話題は

・ODの子たちの過ごし方は?

・母親は仕事を続けていた方がいいのか? 仕事を辞めてでもしっかり寄り添う方がいいのか?

・母親のメンタルをどう保っていくか?

・ODではない兄弟姉妹に納得してもらえるようにどう話し接すればいいのか?

・中学、高校と十分な勉強ができていない中で、どうやって進路を選択し準備していったらいいのか?

・普通高校にとどまるか通信制高校に移るかはどう決めていくか?

などでした。

 

興味深かったのが3名のお子さんが不調のさなかであってもアルバイトをしていました。

ODの子がアルバイトには行ける、アルバイトをきっかけに体調が落ち着いてきた、アルバイトが体力作りになったなどの話はよく見聞きします。

アルバイトは学校と違って体調が落ち着く午後からできるのが良さそうです。

親からするとアルバイト中に調子が悪くなったらどうするのかと心配になりますが、何故か気力が持つようで、子どもなりに責任感を持って取り組んでいるのでしょう。

アルバイトができるなら勉強した方がいいのではないかと思ったりもしますが、勉強だけでは追い詰められてしまうので、余計なことを考えないで働いて、プラスお金が貰えることは嬉しいでしょうし良い気分転換になるのでしょう。

ODの子たちは自己肯定感が下がってしまうと言われますが、アルバイトをすることで社会に必要とされること、役に立てることを体験できるのは自信回復になっていきそうです。

また、学校以外の社会を見ること、色々な人たちと接することは視野を広げ社会勉強となり、将来の進路を考える上で役に立つかもしれません。

 

昨年11月に開催された吉田誠司先生の講演会の質疑応答の際に、「朝からゲーム、Youtubeもあり。楽しいことをしてテンションを上げればいい。上手に活用するといい。」というようなことをおっしゃっていたのを思い出しました。

 

学校を休んでいる時の一般的な正しい過ごし方(⁈)に捕らわれずに、ODの子たちそれぞれの心身の調子に合った過ごし方で回復の時を迎えていけるといいのではないか思いました。

 

ご参加いただきました皆さまありがとうございました。

 

次回の座談会は3月12日にzoomで開催します。

詳細については『スケジュール』をご覧ください。

 

「この事業はキリン・地域のちから応援事業の支援をいただいております。」