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第242話:カーリヤ蛇の歴史(6):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.05.11 23:30

主バララーマは常に誤ることなき弟を抱きしめて、大声で笑いました。


クリシュナの力がどんなものかを

完璧に知っているからです。


大きな愛の情感から、

バララーマはクリシュナを膝の上に乗せ、

何度も彼を見つめました。


雌牛も雄牛も、

幼い雌牛も最高の喜びに達しました。


心から敬意を捧げたブラーフマナたちは

妻とともにナンダ・マハーラージャの元に

祝福しにやってきました。

彼らはナンダ・マハーラージャに言いました。


「あなたの息子はカーリヤに掴まったが、神の慈悲で解放された。」


それからブラーフマナたちは

ナンダ・マハーラージャに言いました。

「あなたの息子のクリシュナが

いつも危険からいつも自由であるように、

あなたはブラーフマナたちに寄付をするべきである。」


...王よ。

満足した気持ちで、

ナンダ・マハーラージャは心から喜んで、

雌牛や金を与えたのです。



…つづく

(10巻17章16-18節)