遊ばなくなるから年をとる 2018.05.12 00:02 【こんな話】この面倒臭そうな御仁がバーナード・ショー。彼は英国(アイルランド)の文学者だが、それのみではなく、とても広範な分野を精力的に活動した人。脚本家、劇作家、評論家、政治家、教育家、ジャーナリスト。でも、「ノーベル文学賞」をもらっているので文学者が本懐かな?受賞理由に「他に類を見ない風刺に満ち……」と特筆されるぐらいだから、この国の人独特の「(ブラック・)ユーモア」をDNAとして持っていたのでしょう。ものすごい数の箴言の中から、ほんのちょっとだけオスソワケ。ー「年をとったから遊ばなくなるのではなく、遊ばなくなるから年をとるのだ」ー「正確な観察眼はそれを持っていない人から皮肉と呼ばれる」ー「あなたが一番影響を受けた本は?……銀行の預金通帳だね」ー20世紀を代表するモダンダンスのダンサーにして祖と言われているイサドラ・ダンカンがショーに結婚を申し込みました。「あなたの頭脳と私の肉体を持った子供が生まれたらどんなにすばらしい事でしょう」「私の肉体とあなたの頭脳を持った子供が生まれたら大変ですよ」とショーは答えて断った。 (※この最後のものは、違う人の組み合わせも〜アインシュタインとか〜目にするので“都市伝説”なんだろうと思う。)バーナード・ショウは戯曲も53本も書いたが、そのなかの『ピグマリオン』がミュージカルの『マイ・フェア・レディ』の原作だと言えば、“ははあ成る程”となる人は多いのかしら?