大自然と一体に
2018.05.14 22:00
●大自然と共同生活をする注目すべき宗教が二つある。
【青森県】にある【松緑神道大和山】という神道系の宗教。
東北~北海道にかけてが活動範囲であり、熱心な信者は本部にある【神垣の里】で【農作業】などをしながら自給自足の集団生活を送っているのだ。 ※在家の信者もいる。
⇒自然豊かな教団敷地内には全寮制の【松風塾高校】も建てられている。
もう一つは【ヤマギシ会】
このヤマギシ会、実は法人格を取得していない団体で宗教ではない。
農事組合法人の形態で活動をしており、【農業】をベースとして会員たちは集団生活を送っている。
⇒ヤマギシ会には理念があり、【ヤマギシズム】という思想を広める活動を行っている。
さらに会員は財産全てを持ってヤマギシ会へ入会する。
宗教とは銘打っていないが、これらのことから分かるように宗教と類似している箇所がある。
どちらの団体も出家という形をとっており、元来の宗教の在り方を続けている。
⇒松緑神道大和山は海外との繋がりもあり、病院や福祉施設を台湾・中国・タイに建設している。
⇒ヤマギシ会は東日本大震災の際に炊き出しや募金活動を行っていた。
自然と共存して、四六時中“彼ら”と触れ合っている信者は魂の光彩が無宗教者とは全く違うだろう。
俗世間と距離を置き、あえて厳しい自然の中で生活を送ることは霊性進化に拍車をかける。
だからこそ、前述したような善行ができるのだ。
●実際に多くの教祖たちは山へ籠り、修行をして悟りを開いている。そして特殊な能力を取得して民衆を、世の中を救済したのだ。
自然は人間に大いなる力を授けてくれる。
それは科学では到底超えることのできない神秘のパワーなのだ。